2013年10月13日日曜日

アイスクリームの街、サルセド

 三連休3日目。この日は、登山をした同期メンバーとは解散。そのまま任地に帰る人もいれば、寄道する人も。私は、かねてから行きたいと思っていた、サルセドに寄ってから、キトに帰ることにしました。

 サルセドという街は、ラタクンガからバスで30分くらいのところにある小さな街ですが、アイスクリームの街として有名です。キトから南に向かう際、バスがこの街を通過するのですが、必ずアイス売りがバスに乗り込んできます。私は、これが楽しみで、毎回サルセドの街を通るころになると、自然と目が覚めるようになりました。でも、サルセド隊員の美冬さんいわく、
「売りにくるアイスより、店で食べるアイスの方がおいしいよ。」
とのことだったので、いつか行ってみたい!とずーっと思っていました。

 街のあちこちに、アイス屋さんが!!






公園にいる人たちも、みんなアイスを食べている!!

 美冬さんに、おすすめのアイス屋さんに連れて行ってください!とお願いしたところ、2つあるとのこと。よし、両方行こう!アイスのはしごツアーの始まり~♪

 1軒目は、ミチータというお店。隊員の間でも人気のお店です。たくさん種類があるなかで、珍しいアボガド味を選びました。アボガドのアイスクリームってどんなだろう??食べてみると、うん、おいしい!思ったよりしつこくなくって、ほんのり甘い。
エラデリア ミチータ

こんなにたくさん種類がある!

どれにしよう?かなり迷う・・・。
最終的に、食べたことのないアボガドに決定!

 2軒目は、フルーツ100パーセントのアイス屋さん。ここでは、ミカン味を選びました。ここもおいしい!ジェラードのように柔らかく、砂糖よりもフルーツの自然な味。うん、おいしい!
ミカン、ラズベリー、グアナバナ、キウイ、イチゴ、ナランヒージャ、パイナップル等など。どれもおしいそう!!
今が旬の、ミカン味。自然なフルーツの味でした。

 そして、おまけ。エクアドル中、どこに行っても、見かけるBON ICE。ここのアイスは、お店では売っていなくって、街中をアイスが入ったカートをひっぱるおじさん、おばさんを見かけたときにだけ買えるアイスです。1つ15センターボ(約15円)からと、お買い得。味は、チューペットみたいなのです。このカートを見かけること自体は全く珍しくないのですが、さすがアイスの街サルセド、レアなカートを発見!
このドラム型のカードの中に、様々な味のアイスが入ってます。
アイスティー味が新発売らしい。

クマだー!
キャラクターのクマの形のカートです!!初めて見た!!

 ということで、アイスを満喫した1日でした。美冬さん、案内をありがとうございました!!ちなみに、どうして寒いこの街でアイスが有名なのか、誰も知らないんだとか。なんでかな~?!

2013年10月12日土曜日

世界最高の活火山、コトパクシ山に登る!

 11日~13日は、三連休。同期全員で、登山することになりました。登るのは、世界最高の活火山、コトパクシ。

 コトパクシは、キトから南55キロにある標高5897メートルの山です。天気がいいと、キトの街中からも見ることができます。形は富士山に似ていて、とってもきれい。

キトから見たコトパクシ山。キト観光局のFacebookページより。
 車に揺られること、約1時間。外を見ると、雨が降ってきました。天候はよくなさそう。。。登山スタート地点が、標高約4500メートル、ここから山小屋のある4800メートルまで登り、最終的には、氷河のある標高約5000メートルまで登ります。
スタート地点の駐車場。連休の中日のせいか、人がいっぱい。

コトパクシ国立公園の看板。頑張るぞー!

 登山をしよう!と来てみたものの、実は私は高地があまり得意ではありません。以前チンボラソ山に登った時も、息が苦しくってゆーっくりとしか登れない。ちょっと不安でした。でも、今回のガイドは、私でも平気なくらいゆーっくりなペースで、時々休憩を入れてくれて、私たちの体調を確認しながら歩いてくれました。おかげで、以前ほど苦しい思いをせずに楽しみながら登ることができました!
雲が流れて、氷河部分が見えてきた!

 1時間ほど歩いて、4800メートル地点の山小屋にて、トイレ休憩をしてから、次は氷河をめざして登ります。後からママに聞いた話では、以前はこの山小屋にも氷河があったそうです。温暖化が進んでいる証拠です。
霧に包まれた山小屋。
この時点で、ひょうも降ってました。

標高4864メートル地点にいます!

 約5000メートル地点、氷河です!人生最高地記録、更新!!ガイドさんが、
 「ジャンプをして写真を撮ろう!」
というので、ジャンプしてみました。
ちなみんと、ジャーンプ!

氷河を登る・・・フリです、もちろん。
ここからは、本格的な雪山登山になります。

 標高5000メートルまで登っても、それほど体調に影響は感じられなかったのですが、車に乗ると頭痛と吐き気が。吐き気は、きっと車酔い。帰り道は、車でずーっと目をつぶっていたら、ラタクンガに着くころには治りました。1年以上、標高2800メートルのところで生活していて、体が高地に慣れてきたのかな。

 エクアドルにいる間に、もう1度くらい、登山に挑戦してみたいな。次はどの山に行こうか・・・。

2013年10月10日木曜日

会議でイラッ!

 今日は、午後から会議がありました。新しい校長と、副校長に昇格したシーラ、付属小学校の校長先生バチータ、そして私です。これは、シーラが招集したもので、私のこれからの活動について、みんなで話し合おうとのことでした。といっても、私の中では、前のJICAも交えた話し合いで、これからは付属小学校を中心に活動していくってことで、自分の中ではけりがついてるんだけど・・・?

 会議ではまず、シーラに、

「JICAとの契約もあるし、カズノには教員養成校でも活動を続けて欲しい。」

と言われました。それは、前にJICAスタッフとの話でも出ていました。月1回、郊外で教育実習をしている学生たちが集まるから、そこで研修をしてほしいとのこと。でも、実際のところ、私は付属小学校での活動を頑張ろうと気持ちを入れ替えたところだったので、正直あまり気分はのりません。

 「私だって、学生たちの指導は続けていきたい。でも、私は教員養成校の車に乗れなくって、実習を見に行くことができないんだから、学生たちの実態がわからない。それなのに、研修をするのは難しいと思う。」

 と、新しい校長が、

 「でも、去年までいろいろ見てきたんでしょ。それについてやればいいじゃない。ほら、この前の中間活動報告会でも、気になる点について発表してたでしょ。それについて、学生に教えてあげて。」

 ここでまず、イラッ!新しい校長は、私が去年1年間、何をしてたか知らないんです。報告会っていうのは、それまでの活動を発表する場なの!あなたが聞いた私の報告は、全部やってきたこと!!

 「でも、今実習をしている学生たちには、私が教えたいことは全部教えてきた。黒板の使い方も、教材の使い方も、正しい知識も。これ以上教えることはない。」

 そう、知識としては全部教えてきた。あとは、授業を通して力をつけていくだけ。でも、私はその授業を見ての指導はできない・・・。

 すると、新しい校長が、

 「でも、カズノと一緒に学生の授業を見に行った先生が、カズノは何することがないって言ってたわよ。」

 なに~!!!???聞き捨てならない発言。思わず大きい声で、

 「それは、年度の初めで、算数の授業がなかったからでしょ!!誰がそんなこと言ったの!!!」

 普段にこにこしている私が、大声を出したので、新しい校長はびっくりした様子で。

 「それはそうね。算数以外の授業を見たってわからないものね。」

 と言い、

 「それなら、次からは算数の授業があるか、確認してから行くことにしましょう!」

 と、よくわからないうちに、私はまた郊外の小学校の実習を見に行けることになったみたいです。私のスペイン語力では、何がどうなってそういう結論になったのかはわかりませんでしたが・・・。

 要するに、前回JICAスタッフとの話し合いで私が教員養成校の車に乗れないのは、ガソリン代のせいだと言われたけど、もしかすると、誰かが私が実習校で何もしていないって報告したからなのか?!

 そんな報告をしたと思われる人は、1人しか思い当りません。彼は、カルメンの代わりに私の面倒を見るのが面倒臭いと思ったんでしょう。それにしたって!!!彼の言葉をそのまま信じた校長にも腹が立つ!!

 まだまだ怒りはおさまりませんが、とりあえずまた学生の実習を指導しに行けることになったみたいです。一度しまったモチベーションを引っ張り出して、頑張ろう・・・かな。

2013年10月8日火曜日

ツナミのその後

 ツナミの続報を書かずに、しばらく時間がたってしまいました。

 JICAスタッフと、新しい上司と話し合った結果、付属小学校にて活動をさせてもらうことになりました。郊外の小学校で実習をしている学生たちの指導も続けたかったのですが、配属先の車のガソリン代を、同僚が出し合うことになったそうなので、わたしは乗れなくなってしまいました。

 せっかく、1年間新しい算数の教え方を伝えてきた学生たちに、指導できなくなってしまうのは、とっても残念です。残った同僚たちは、私たちがどうやって学生たちに教えてきたのか、全く知りません。だから、学生が疑問を持っても答えられないし、もしかしたら、新しいやり方を続けることをあきらめてしまうかも・・・。でも、しょうがない。1人でも2人でも、私たちが伝えた教え方を続けてくれることを願って・・・!

 付属小学校の校長先生、バチータは、以前から私の活動にとっても興味を持ってくれていました。他の学校の先生に向けた研修会に参加してくれるだけでなく、夏休みなど時間があるときに、先生達に研修会を開いたりもしました。

 バチータと相談して、当分の活動は、

① 先生達の授業観察、助言
② 私が授業をして、先生に見せる
③ 月曜日か木曜日の午後、研修会をする

 ということになりました。でも、先週一週間、先生達の授業を見せてもらって、私が伝えたい教え方ではないにしろ、高い技術を持っている先生もいれば、知識そのものが間違っている先生もいます。前者の先生は、私は特に口出しをせず、それよりも後者の先生たちの力になれるような活動ができたらいいなぁと思っています。

 バチータが、子ども達に私を紹介する際、

「これから、カズノはこの小学校の先生なのよ。これまでよりも、ずっと長い時間ここにいてくれるのよ。」

と、言ったところ、子ども達(特に折り紙教室常連の3年生)は、大喜びしてくれました。私の顔を見ると、

「カズノ~!おはよう~!」

と、ぎゅーっと抱きついてきます。やっぱり子ども達はかわいいな、残り半年を、子ども達に囲まれて活動できるなら、それはそれでいいのかも、と思えてきました。

 ここ数週間、イマイチモチベーションが上がらない日々が続いていたのですが、ここ数日、ようやくちょっとずつですが気分が上がってきました。よし、頑張ろう!


2013年10月6日日曜日

革製品のおしゃれな街コタカチ

 今日は、キトからオタバロを経由して、約2時間半のところにある、コタカチという街に行ってきました。

 コタカチは、革製品が有名な街です。情報によれば、日本の約3分の1で買えるのだとか。この機会に、本革の革ジャンを買おう♪

 バスで到着すると、そこはこじんまりとして、きれいな街並みでした。小さな街なのに、おしゃれなカフェやレストランもあります。
コタカチのカテドラル(大聖堂)

 そして、革製品のお店が並ぶ通りに来ました。一軒一軒、のぞいてみると、ジャケット、バッグ、ポンチョなど、お店によってデザインも違うので、飽きることなく楽しめます。たくさん試着してみました。
いろいろなデザインのバッグ。

ランドセルみたいな形のキャリーバック。

革ジャンも、バラエティに富んだデザイン。

カラーのバッグも。

ブーツ!日本に持ち帰ることを考えなければ買いたいのに。

 いろいろお店を見て回り、結局は1番初めに試着したジャケットを購入。値札には、125ドルと書いてありましたが、おばさんが、
「100ドルでいいよ。」
というので、これはもうちょいいけるかな?と、
「90ドルでいい?」
というと、あっさりOK!90ドルで革ジャンを買いました。

 もう1つは、お店で見つけて気になったポンチョ。これも、うーん、と悩んでいるうちに、
「25ドルだけど、22ドルでもいいよ。」
うーん・・・・
「じゃあ、20ドルでいいよ!」
と、悩んでいるうちにどんどん値下げしてくれたので、買うことにしました。
これを着て日本に帰ります!

革のポンチョ。結構あったかいよ。

 帰国は来年3月。この革ジャンを来て、成田空港に降り立とうと思います!

2013年9月25日水曜日

ツナミがやってきた?

 月曜日、職場で大事件が起こりました!私のカウンターパート、カルメンと、もう1人の算数教員、ホルヘを含む同僚15人が、異動することに、いや、してしまったのです!!

 事の始まりは、夏休み明けにさかのぼります。休み明け、久しぶりに出勤した私に、カルメンが、

 「新しいレクトーラ(校長)が来たのよ。」

 と、教えてくれました。理由は、私の勤める教員養成校が今年いっぱいで終わりになってしまうため、同僚たちのその後を決めるために来た、とのことでした。しばらくは、2人のレクトーラがいるのよ、とのことでした。

 さらに、今年は学校がどうなるかと尋ねると、前からいたレクトーラ、カルメンが2人そろって、

 「大丈夫。カズノの仕事はここにあるから。心配しないで!」

 とのこと。単純な私は、それを信じて、新年度が始まりました。

 新年度といっても、教員養成校にとっても、最後の1年なので、新入生は入ってこず、郊外の小学校に実習している学生の授業を見にいく、という仕事のみ。同僚たちはそれぞれ、週2~3日学生の授業を見に行き、残りは会議やそれぞれのプロジェクトを進める、という働き方をしていました。カルメンも、私たちが今年何をするのか、ちゃんと計画を立ててくれていて、

 「今年は、まず10月に実習校の校長先生を招いて研修会をして、その後カズノが実習校で子ども達に研究授業をして、それと並行して学生の指導。3月までには、本を作れたらいいわね。」

 とのことでした。なので、10月に行う予定の研修会に向けて、準備をしていました。

 そんな中、金曜日。会議から戻ってきたカルメンから、

 「私たちのうち、12人だけが残って、あとの人たちは、違う職場に行くことになったの。月曜日に、そのメンバーが発表されるんだって。」

 ええ?!ってことは、カルメンやホルヘもいなくなっちゃうかもしれないってこと?そしたら、私はどうすればいいの?すると、カルメンは、

 「それは大丈夫よ。そうならないように、会議で発言しておくから。」

 と言ってくれました。でも、やっぱり心配だなぁ・・・と思いながら迎えた月曜日。なんだか、みんな落ち着かない様子。

 お昼前になって、会議からカルメンが戻ってきました。思い切ってきいてみると、

 「カズノ、チャオ~!」

 チャオって?!

 「私は、違う職場に行くことになったわ。」

 よくよくきくと、ホルヘも変わるとのこと。最悪の事態です!!会議では、ショックのあまり泣き出す人もいたそう。

 その話を聞いた後、なんだか騒がしい・・・。あちこちで、同僚たちが身辺整理を始めたのです。明日から、もうここには来ないってことです!!そんな急に?!一方で、残ることになった同僚たちは、実習校の割り振りのため、会議を始めます。異様な雰囲気に、「私はこれからどうすればいいの?」なんて、誰にもきけない・・・。

 そして火曜日、本当に同僚たちは来ませんでした。あるコレヒオ(高校)が、教員を募集しているそうで、そこに向かったそうです。ほとんどの人たちは、そこで採用されたそう。

 今日、残った同僚たちが実習校に行くのについていきました。残った彼らも彼らで、動揺が続いています。「月曜日はツナミがきたんだ。」と、学生たちに話していました。学生たちも、びっくり!「カズノ、これからどうするの?」そんなの、私だって知らないよ~!!

 この事態をJICAに報告したところ、金曜日に職場に来てくださり、話し合いをすることになりました。任期残りあと6か月、今までで最大のピンチ襲来!!

2013年9月22日日曜日

ゴールはスタジアムの外

 10Kのマラソン大会に参加しました。名前は「リーガ10K」リーガというのは、キトのサッカーチーム、リーガ・デ・キトのことです。その名の通り、ゴールは、私の家の近くにある、リーガのスタジアムです。いつも外から見ているだけで、中に入ったことはなかったので、中に入りたい!という気持ちから、エントリーすることにしました。

 当日朝は、見渡す限りの青空。雲1つありません!ほぼ平坦で、走りやすいコースでした。いつも、通勤でバスから見ている道です。今日は、車は通行止めで自分が走っているなんて、なんだか不思議な気分♪
スタート地点。黄色いベストは警察官。

大会に行くと、たいていこういうグループになって、ストレッチをしてます。

 スタジアムに近づいてきました。ゴール直前は下り坂、そして、楽にゴール!!!・・・って、あれ?ここ、スタジアムじゃない?!まだ、スタジアムの外だ。なのに、ゴールしちゃった?!
別名カサ・ブランカ(白い家)
リーガ・デ・キトのユニフォームが白のため、公式Tシャツももちろん白。
参加賞のメダルを手に。

 大会自体は楽しかったし、完走できてうれしかったけど、なんとも納得いかない気分で、帰りました。

 家に着いて、この話をママにすると、
「今日は、試合があるからね。中に入れないのよ。前は、ゴールはスタジアムの中だったわよ。」

 そんなぁ~~~!試合がない日に大会を組んでよ~!