月曜日、職場で大事件が起こりました!私のカウンターパート、カルメンと、もう1人の算数教員、ホルヘを含む同僚15人が、異動することに、いや、してしまったのです!!
事の始まりは、夏休み明けにさかのぼります。休み明け、久しぶりに出勤した私に、カルメンが、
「新しいレクトーラ(校長)が来たのよ。」
と、教えてくれました。理由は、私の勤める教員養成校が今年いっぱいで終わりになってしまうため、同僚たちのその後を決めるために来た、とのことでした。しばらくは、2人のレクトーラがいるのよ、とのことでした。
さらに、今年は学校がどうなるかと尋ねると、前からいたレクトーラ、カルメンが2人そろって、
「大丈夫。カズノの仕事はここにあるから。心配しないで!」
とのこと。単純な私は、それを信じて、新年度が始まりました。
新年度といっても、教員養成校にとっても、最後の1年なので、新入生は入ってこず、郊外の小学校に実習している学生の授業を見にいく、という仕事のみ。同僚たちはそれぞれ、週2~3日学生の授業を見に行き、残りは会議やそれぞれのプロジェクトを進める、という働き方をしていました。カルメンも、私たちが今年何をするのか、ちゃんと計画を立ててくれていて、
「今年は、まず10月に実習校の校長先生を招いて研修会をして、その後カズノが実習校で子ども達に研究授業をして、それと並行して学生の指導。3月までには、本を作れたらいいわね。」
とのことでした。なので、10月に行う予定の研修会に向けて、準備をしていました。
そんな中、金曜日。会議から戻ってきたカルメンから、
「私たちのうち、12人だけが残って、あとの人たちは、違う職場に行くことになったの。月曜日に、そのメンバーが発表されるんだって。」
ええ?!ってことは、カルメンやホルヘもいなくなっちゃうかもしれないってこと?そしたら、私はどうすればいいの?すると、カルメンは、
「それは大丈夫よ。そうならないように、会議で発言しておくから。」
と言ってくれました。でも、やっぱり心配だなぁ・・・と思いながら迎えた月曜日。なんだか、みんな落ち着かない様子。
お昼前になって、会議からカルメンが戻ってきました。思い切ってきいてみると、
「カズノ、チャオ~!」
チャオって?!
「私は、違う職場に行くことになったわ。」
よくよくきくと、ホルヘも変わるとのこと。最悪の事態です!!会議では、ショックのあまり泣き出す人もいたそう。
その話を聞いた後、なんだか騒がしい・・・。あちこちで、同僚たちが身辺整理を始めたのです。明日から、もうここには来ないってことです!!そんな急に?!一方で、残ることになった同僚たちは、実習校の割り振りのため、会議を始めます。異様な雰囲気に、「私はこれからどうすればいいの?」なんて、誰にもきけない・・・。
そして火曜日、本当に同僚たちは来ませんでした。あるコレヒオ(高校)が、教員を募集しているそうで、そこに向かったそうです。ほとんどの人たちは、そこで採用されたそう。
今日、残った同僚たちが実習校に行くのについていきました。残った彼らも彼らで、動揺が続いています。「月曜日はツナミがきたんだ。」と、学生たちに話していました。学生たちも、びっくり!「カズノ、これからどうするの?」そんなの、私だって知らないよ~!!
この事態をJICAに報告したところ、金曜日に職場に来てくださり、話し合いをすることになりました。任期残りあと6か月、今までで最大のピンチ襲来!!
青年海外協力隊平成24年度1次隊として、エクアドルに派遣中の小学校教諭のブログです。タイトルの"Qué sera sera"(ケセラセラ)はスペイン語で、「なんとかなるさ」という意味です。タイトル通り、気負わず、ありのままを記していきたいと思います。
2013年9月25日水曜日
2013年9月22日日曜日
ゴールはスタジアムの外
10Kのマラソン大会に参加しました。名前は「リーガ10K」リーガというのは、キトのサッカーチーム、リーガ・デ・キトのことです。その名の通り、ゴールは、私の家の近くにある、リーガのスタジアムです。いつも外から見ているだけで、中に入ったことはなかったので、中に入りたい!という気持ちから、エントリーすることにしました。
当日朝は、見渡す限りの青空。雲1つありません!ほぼ平坦で、走りやすいコースでした。いつも、通勤でバスから見ている道です。今日は、車は通行止めで自分が走っているなんて、なんだか不思議な気分♪
スタジアムに近づいてきました。ゴール直前は下り坂、そして、楽にゴール!!!・・・って、あれ?ここ、スタジアムじゃない?!まだ、スタジアムの外だ。なのに、ゴールしちゃった?!
大会自体は楽しかったし、完走できてうれしかったけど、なんとも納得いかない気分で、帰りました。
家に着いて、この話をママにすると、
「今日は、試合があるからね。中に入れないのよ。前は、ゴールはスタジアムの中だったわよ。」
そんなぁ~~~!試合がない日に大会を組んでよ~!
当日朝は、見渡す限りの青空。雲1つありません!ほぼ平坦で、走りやすいコースでした。いつも、通勤でバスから見ている道です。今日は、車は通行止めで自分が走っているなんて、なんだか不思議な気分♪
スタート地点。黄色いベストは警察官。 |
大会に行くと、たいていこういうグループになって、ストレッチをしてます。 |
スタジアムに近づいてきました。ゴール直前は下り坂、そして、楽にゴール!!!・・・って、あれ?ここ、スタジアムじゃない?!まだ、スタジアムの外だ。なのに、ゴールしちゃった?!
別名カサ・ブランカ(白い家) リーガ・デ・キトのユニフォームが白のため、公式Tシャツももちろん白。 |
参加賞のメダルを手に。 |
大会自体は楽しかったし、完走できてうれしかったけど、なんとも納得いかない気分で、帰りました。
家に着いて、この話をママにすると、
「今日は、試合があるからね。中に入れないのよ。前は、ゴールはスタジアムの中だったわよ。」
そんなぁ~~~!試合がない日に大会を組んでよ~!
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