2012年12月31日月曜日

年末のごあいさつ

 もう、日本では年が明けましたね。あけましておめでとうございます。こちらはまだですが、次に更新するのは新年になりそうなので、今ご挨拶を。

 2012年は、4月から激動の1年でした。6年間、先生として教えるのが仕事だったのに、4月11日からは、学生に戻ってスペイン語や国際協力について勉強する日々。駒ヶ根訓練所では、すばらしい出会いもたーっくさんありました。

 6月末、エクアドルに来てからは、毎日が驚きと学びの日々。算数の指導法を教えに来たんだけど、まだまだ学ぶことばかり。スペイン語もうまくできず、周りに助けられる日々でした。

 「一人で外国に行って、すごいね。」と時々言われますが、私自身は自分をすごいとは思っていなくって。今私がここにいることは、運とタイミングと、やっぱり日本の皆様の応援のおかげだと思います。

 日本の家族、友人、同僚、そして教え子たちとつながっていたくて、私がなんでここにいるのか知ってもらいたくって、このブログを始めたけど、みなさまからのコメントやメールにとっても励まされた6か月間でした。

 来年は、丸々1年をエクアドルで過ごす年になります。充実した年にするぞ!!!そして、日本の皆様、よいお年をお迎えください。

2012年12月29日土曜日

大人が楽しむ忘年会

 28日は、エクアドルも仕事おさめ。去年までは、クリスマス前から年明けまでお休みだったそうなのですが、今年は政府がそれを禁じたたため、4連休が2回続くので、28日が仕事おさめです。

 この日は、前々からフィエスタ(パーティー)をすると聞いていました。忘年会です。授業は10時20分まで。これまでも、行事のたびに短縮授業がありましたが、それはあくまで学生のフィエスタのため。今回は、自分たちのための短縮授業なのです!!しかも、会費として10ドル集めるのだとか。これも初めてのことです。いったいどんなフィエスタになるんだ??

 前日、大変なことが判明しました。まず、会費を集めに来たセサールが去り際に、

「明日は仮装してきてね!」

仮装??そんな大事なこと、さらっと言わないでー!!慌てて、

「私、仮装なんて持ってないよ!!」

と言っても、笑顔で去って行きました。

 さらに退勤10分前。同僚2人が何やら改まった様子でやって来て、

「カズノにお願いがあるんだ。明日、ボリー(エクアボリーという、エクアドルのバレーボール)の大会があるんだけど、僕たちのチームのマドリーナをやってくれないか?」

 マドリーナ??マドリーナってなんだ?あわてて辞書で調べたら「女性の支援者」としか書いてありません。説明してもらうと、チームが入場するときに、一緒に歩くんだそうです。へー。歩くだけなら・・・

「明日は、おしゃれしてきてね。」
 
 と、また去り際に爆弾発言を!おしゃれな服なんて持ってなーい!!帰りに服を買えるようなお金も持ってなーい!!もう、どうして前日に言うのー!!

 しょうがないので、家に戻ってからホストファミリーに相談。モニカにワンピースと仮装用のマスクを貸してもらいました。これでなんとかなるかな?

 そして当日。10時半からだと聞いていたのに、9時頃、

「そろそろボリーの試合が始まるから、マドリーナの準備しなきゃ!」

10時半まで授業なんじゃ・・・もうよくわかりません。急いで着替えて、カルメンとアニータに化粧を付け足してもらいました。こういう役目って、日本の職場だったら、若い後輩たちに譲る年齢の私ですが、ここでは私が最年少なので、まだまだ若い女性として扱ってもらえます!!私と同じマドリーナ達は・・・バッチリ決まっています!!借りたワンピースが胸が大きくあいていて気になっていたけど、彼女たちに比べれば地味なほうです。

 出場は1チーム3人で4チーム。彼らと腕を組んで入場です!いっぱい写真を撮ってもらえて、ちょっといい気分♪
選手入場!
私がマドリーナを務めたチーム。

今年のマドリーナ達。

 エクアボリーは、おじさんと言っていい年代の同僚たちが、はつらつとプレーしていました。応援もなかなか白熱してて面白い!でも私は・・・こうやって応援しているだけなじゃくって、一緒にプレーしてみたいなぁと思ってしまったり。
なかなか白熱した試合でした。

 その後は、コートに集合です。みんなでダンスをすると聞いていたのですが、サプライズで一部の同僚たちの出し物が!いつのまに練習したのか!!エクアドルでも大ヒットの「カンナム・スタイル」もあり、私も手を引かれ一緒にノリノリで踊りました。
インディヘナの悪魔の仮装。誰が誰だか全くわからない。


 12時過ぎから、昼食会。カラオケもあり、すでに仮装して参加した同僚もいて、大盛り上がりです。
きれいにセッティングされた会場。
前方では、カラオケ大会です。

マルシアのネコの仮装かわいい!

 食べ終わった人から、着替えに行き、仮装ダンスパーティーです。カルメンが、カズノにって家から仮装を持ってきてくれたので、ピエロの仮装を借りることにしました。仮装、楽しーい!!そして、会場に戻ると・・・もう誰が誰だかわからない!!一番受けたのは、やっぱり女装した同僚たち。ちゃんと下着もつけて、化粧をして、本格的です。踊りまくりました。
同僚たちと。みんな気合入ってます。

ダンス大好き!

仮装の賞をもらいました。仲良しのレスリーと。

 最後は、古着で作ったムニェコ(人形)を燃やします。これが、エクアドルでの年末の風物詩なのです。古いムニェコは、去りゆく年の象徴です。そして、みんなでアブラッソ(ハグ)。
このおじさん人形が、2012年の象徴。


最後はみんなでアブラッソ!よいお年を!!

おじさん人形の最後。

2013年もいい年になりますように!

2012年12月27日木曜日

同僚への研修会

 バカシオン(休暇)でコスタへ行って、南国気分も抜けきらない連休明けの26日、同僚へ向けた研修会を開きました。

 これは、私たちがこれから進めていく日本の算数指導法を教えるプロジェクトについて、同僚にも理解してもらうための研修会です。私の担当は、前半。まず、黒板の使い方を教えるための模擬授業、そして教材の紹介です。これらは、学生に向けてもう4回行っているものなので、まあ大丈夫でしょう!

 研修会開始は、7時半。「時間通りに始めないと、終わらないよね。」と確認しておいたのにも関わらず、7時半になって会場に集まってくれたのは数人。うん、やっぱり無理だよね。我慢して待ちます。

 放送をかけたりして、ようやく始まったのが7時45分。15分遅れなら、まだいいほうかな・・・と思っていたら、そこからカルメンのあいさつが始まった。え?それ、計画には入れてなかったよね?結局、私の「黒板の使い方」は、8時頃始まりました。

 リンゴの数をかけ算で求めるこの内容は、学生に対してしたときも、クラスによって式の立て方の傾向が違うなぁと思っていたのだけれど、同僚の先生達も、やっぱり違いました。大人であるだけに、自分の思う型に当てはめる傾向っていうか。

 「発表してください!」って言うと、何人かが元気よく手を挙げます。日本と違うのは、人が発表してるときにも、みんながあーだこーだ口を出すこと!思ったことはすぐに口に出さないと気が済まない人たちみたいです。日本の子ども達にだったら、「友達の話はだまって聞きなさい!」というところですが、授業に活気が出て面白いし、何より同僚たちが楽しんでくれてる様子だったので、そのままにしていました。
発表してくれた同僚。

ちょっとでも間違うと、同僚からいろいろ口出しが出ます(笑)

 授業が終わったあと、意見交換に。同僚たちは早口だし使う単語も難しいので、全部は理解できなかったけど、興味深いという意見と、これをエクアドルに適用させるのは難しいという意見がありました。でも、おおむね好評でした!!

 そして、次の教材の紹介に。ここで、時刻は9時10分。予定より40分遅れています。10時から30分の休憩の予定でしたが、50分ではとても終わらせることができません。カルメンと相談して、10時半までにしました。10分短縮になったので、大急ぎのペースで進め、後半はカットして、10時半ぴったりに終わりました。ふう、やれやれ。2時間半、一人で研修会を仕切りました。疲れたー!


 休憩は11時までの予定でしたが、11時に戻ってきてくれたのは1人。また放送をかけ、始まったのは11時20分。この状況も、まあまあ慣れっこになってきました。

 後半は、カルメンとホルヘの担当。日本の算数の授業の組み立て方についてのプレゼン、そして、最後はJICAが作った「日本の授業研究について」のビデオを見ます。時刻は12時50分。予定では1時終了でした。カルメンが、
「ビデオ20分だけだから!」
と言っているのに(実際は35分だけど)、
「お昼の時間だから。」
と言って、出て行ってしまう人もいました。時間がおしたのは、みんなが時間通りに来ないからでしょ!!と思ったのですが、残ってくれる人が大半だったので、気にしないことにしました。
カルメンのプレゼン。
ホルヘのプレゼン。

 研修が終わった後と、その翌日と、顔を合わせた同僚がみんな、
「フェリシダーデス(おめでとう)!昨日の研修よかったわよ。」
と、アブラッソ(ハグ)してくれました。

 1つ1つ回数をこなしていくうちに、スペイン語で人前で話すことにも慣れてきました。慣れというより、開き直りかな?とりあえず、私が何のためにここに来たのかはわかってもらえたようです。よかった。

2012年12月26日水曜日

同期の任地を訪ねて その弐 ~ビーチでクリスマス~

 22日から25日まで、4連休でした。連休といえば、旅行!いかに、仕事を休まずに旅行するかが、私の今の課題です(笑)4日間あるので、普段行けない遠いところへ行きたい・・・ということで、同期のじゅんちゃんが住む、バイーア・デ・カラケスに行くことにしました!同期のちなみんも一緒です。

 バイーア・デ・カラケスは、コスタ(海岸地域)にあります。キトからは、バスで約8時間。標高2800メートルから0メートルへ、山を下る旅です。「クリスマスは、たくさんの人がコスタに行くから、バスは混むよ」と聞いていたので、2日前にチケットを買い、22日朝10時半にキトを出発!3時間くらい過ぎたころから、蒸し暑く感じるようになってきたので、靴と靴下を脱いで、サンダルに履き替えました。6時半には着くと予想していたのに、バイーアに着いたのは夜8時ちょっと前。9時間半の長い長い旅でした。

23日の朝ごはん。セボジャード。魚と玉ねぎのスープです。
右にちらっと写っている、チフレ(バナナチップス)を入れて食べます。
魚うまい!
翌日23日は、じゅんちゃんのガイドでバイーア観光。まずは、じゅんちゃんの同僚の家へ遊びに行きました。ニワトリとブタを見て、おいしいフルーツをごちそうになりました。こちらでは、今マンゴーのシーズン。完熟マンゴーが5個1ドルと激安なのです。他にも、パパイヤ、スイカ。パイナップル・・・コスタのフルーツはおいしいな。
山盛りのフルーツ。激安激うま!

 その後、バイーア全体が見渡せる展望台へ。海岸沿いはマンションが立ち並んでいます。まさにリゾート地!シエラとは全然違う雰囲気です。
上の方がセントロ(中心街)。近代的なホテルが立ち並んで、
まさにリゾート!

 その後、お昼ごはんを食べた後、「イスラ・デ・コラソン(ハートの島)」へ!ここは、私がガイドブックで見つけて、じゅんちゃんに「ここに行きたい!」とお願いしたところ、じゅんちゃんが周りに聞きまくり、行き方を調べてくれたのです。じゅんちゃんの親戚が連れて行ってくれるというので、港に向かい、ボートに乗り込みました。ボートの値段は、1時間12ドル。イスラ・デ・コラソンへ行くと3時間かかるといいます。おばちゃんと36ドルね、と確認して、出発!これが、後でバトルを引きおこします・・・。
海風が気持ちいい!

 30分くらいボートに乗って、イスラ・デ・コラソンの入り口に到着。わくわくしながら待っていたら、環境省の人が乗り込んできて、

「今日は、もうガイドがいない。ガイドなしでは、島には入れない。」

 何だって~~??!!だったらどうして、おばちゃんはボートを出したの??もし島に入れないってわかっていたら、ボートには乗らなかったのに・・・。

 島には入れないけど・・・と言って、ガイドさんが1人ボートに乗ってくれて、そのまま島を一周し、いろんな鳥を見ることができました。マングローブの上に、ペリカンやいろいろな鳥(スペイン語の名前だったのでわからず)がいました。きれいだなぁ。上陸したらもっと面白いだろうなぁ。
イスラ・デ・コラソン。ハートの形の島です。上から見ればわかるのかな。

マングローブに囲まれています。
よーく見ると、黒い鳥がいっぱい止まっているの、わかるかな?

プカプカ泳ぐペリカン。

 その後、ボートでバイーアに戻る途中、ちなみんとじゅんちゃんと3人で、こっそり相談。(っていっても、日本語だからばれないんだけど)

「これって、値段はどうなるのかな?」
「だって、1時間12ドルって言ったよね。でも、島に上陸しないで1時間半しか乗ってないんだから、18ドルでしょ。」
「とりあえず、おばちゃんの出方を見よう」

 降りてから、おばちゃんと話したじゅんちゃんの親戚が言うには

「おばちゃんは30ドルって言ってる。」

 何で~~~?!1時間12ドルって言ったじゃん!すると、

「ガソリン代だ。3時間だったら、島の周りは回らなかった。だからガソリン代は同じ。」

 さんざんダダをこねましたが、最終的に30ドル払いました。ああ、悔しい!だってそもそも、ボートを出したおばちゃんがいけないんじゃん!!9年もこの仕事をしていて、どうしてガイドが4時までって知らないの??も~う!!

 翌24日。3人で相談して、まずカノアのビーチに行き、そのあとイスラ・デ・コラソンに再挑戦しようということになりました。

 バイーアからバスに揺られること約1時間。カノアに到着です。ここは、サーファーに大人気のビーチなんだそう。日本人が経営するサーフショップもあります。日本からも、サーファーがやってくるそうです。

 ここで、しばらく波とたわむれる。サーフィンに適したビーチだというだけあって、波が高い!気持ちいい!!
ビーチだーー!!

テンションMAX。波に立ち向かっておおはしゃぎ!

 お昼はもちろんシーフード。コスタの食べ物、セビッチェ(海鮮の酸っぱいスープ)を食べました。シエラ(山岳地域)では、なかなか海鮮は食べられないので、感激です。
海の幸ミックスのセビッチェと海鮮まぜごはんを食べました。

 そのあと、再びイスラ・デ・コラソンへ。昨日のおばちゃんに会うのは嫌だったので、今度はサンビセンテというバイーアとカノアの間にある街に行きました。ここからなら、別ルートがあるという話を小耳にはさんでいたのです。しかし!タクシーの運転手さんに連れて行かれたのは、港。「また、あのおばちゃんがいたりして」と話していたら・・・・いたーーーー!!昨日のおばちゃんです!会いたくなかった・・・。さらに、また今日はガイドがいないから無理と言われてしまいました。う~~~ん、どうやら、イスラ・デ・コラソンには縁がないみたい。おばちゃんとは縁があるけどね。

 気を取り直して、バイーアに戻って、バイーアのビーチに行くことにしました。ビーチに着いたのは夕方4時過ぎだったけど、再び海に入りました。すると、じゅんちゃんも初めての、バナナボートを発見!もちろん、乗りました!
なぜか子どもの団体と一緒。

振り落とされるのが楽しいんだよね。

 家に帰ると、体中がヒリヒリ。日焼け止めを塗り忘れた部分です。シャワーを浴びてから、じゅんちゃんの部屋でのんびりまったりしていると、じゅんちゃんのママが、

「今日は12時にごちそうだからね。11時40分くらいに呼ぶからね。」

 12時って、夜中の12時だよね??そんな真夜中に??エクアドルでは、クリスマスはキリストが生まれた日。キリストが生まれたといわれるクリスマスイブの夜中12時に、ごちそうを食べてお祝いするのです。遊び疲れて眠気もあったけど、頑張って起きて、12時ちょっと前に、クリスマスのごちそう、豚肉と鶏肉と、特別なパンをいただきました。そして、じゅんちゃんの家族とおしゃべりして、1時頃就寝。
夜中12時の食事にしては、ボリューム満点!
左がブタ、右が鶏肉。

ドライフルーツが入ったパン。甘くておいしい。

食事の用意をしてくれる、じゅんちゃんのママとおばあちゃん。
とってもかわいいママでした。
帰りのバスは、朝6時20分発。5時半に起きて支度をし、バスの中はずーーーっと寝ていました。ただし、コスタのパンはおいしいので、パンを売りに来た時だけは、起きてパンを買いました☆

 大充実のバカシオン(休暇)でした~!じゅんちゃん、いろいろありがとう!!

2012年12月21日金曜日

フェリース・ナビダット(メリー・クリスマス)

 明日から、4連休です。土、日、そして、25日(火)はクリスマスで祝日。間に挟まれた24日(月)もお休みです!ということなので、今日はクリスマス前の最後の授業の日でした。

 ということは・・・今日はお祝いです!キト独立記念日と同じで、短縮授業となり、11時にはすべての授業が終わり、そのあとはフィエスタです。でも今回は全体ではなく、各教室で行われていたので、クリスマス会っていう雰囲気でした。

 一方、同じ敷地内にある小学校では・・・やっぱりクリスマス行事が行われました。8時半ごろ、ブラスバンドの音楽が聞こえてきたので、慌てて外に出てみると、警察のバンドが演奏していて、ぞろぞろと子どもたちが教室から出てきます。よく見ると、学年ごとにテーマがあり、仮装パレードが始まるようです。
2年生(日本の1年生)はピエロ

3年生はお掃除の人だとか。

4年生は、オリエンテ(熱帯地域)の人たち。

7年生は、コスタ(海岸地域)の踊り子

5年生は、シエラ(山岳地域)の人たち

6年生は・・・何だっけ?カラフルな衣装でした。

警察隊のバンド


 パレードから帰ってきたら、今度は発表会。各学年ごとに、歌やダンスが披露されました。デジカメやビデオを構えるパパママを見ていると、日本の運動会を思い出します。わが子を見守るパパママは、万国共通です。

 学年ごとに特徴があって面白いなぁと思ってみていたら、3年C組の男の子がやってきて、
「カズノ!教室に来て!昨日招待状渡したでしょ、みんな待ってるよ!!」
そうでした!全部の子ども達のダンス見たかったけど、誘われてたんだから行かなきゃ!

 教室に入ると、食べ物がずらり。まだ10時半だけど、これ、食べるの?実は、数日前からお腹を壊していたのですが、せっかく招待してくれたのにそんなこと言えなくって、いただいてしまいました。お腹は無事でした!
このケーキもおいしかった!

個性的なメンバーだけど、活気のあるクラスです。

 それにしても、クリスマスのお祝いなんて、自分たちだけで楽しめばいいものを、先生達を招待するなんて、かわいいなぁ!腹が立つこともあるけれど、こういう一面を見ると、いい子たちだ!と思ってしまいます。招待してくれたお礼に、母が送ってくれた日本のお菓子(コアラのマーチ、きのこの山、たけのこの里等)をあげたら、とっても喜んでくれました。

 その後、オフィスもなんとなく浮き足だっています。なんか、仕事する気にならないなぁ・・・とぼーっとしていたら、カルメンが
「今日は1時に帰ってもいいらしいわよ。」
学生も帰ったことだし、校長先生が1時に帰らせてくれるとのことなのです。やったー!!このいいかげん柔軟さ、時々イラッとくることもあるけど、今日は大歓迎!

2012年12月17日月曜日

同期の任地を訪ねて その壱

今月と来月にかけて、週末を使って、同期隊員の任地をめぐることにしました。今回は、リオバンバに住むかつと、グアランダにすむあっこを訪ねました。みんなが集まった時に、、街やホストファミリーの話をいっぱい聞いてはいるのですが、実際見るのは初めてです。わくわくわく・・・。

 リオバンバは、キトからバスで3時間半のところにあります。エクアドルの中で、協力隊員が一番集まっている街です。リオバンバは、なんといってもエクアドル最高峰のチンボラソ山があることで有名。また、曇りが多く寒い日が多いので、「フリオバンバ(フリオとは、スペイン語で寒いという意味)」とも言われています。以前、ナリス・デル・ディアブロに行ったときに、途中下車したことはあるけど、ちゃんと滞在するのは初めてです。

 この日は、リオバンバの隊員たちで、馬でアルタール山に登る計画があり、私もそれに混ぜてもらうことになっていました。馬で山登りなんて、わくわく・・・とすっごく楽しみにしていたのに、当日朝、旅行会社に着いたら、「雨で道が悪くなっていて、馬でも歩けない」と、なんとドタキャン!!しかたがないので、急きょ別プランに変更。チンボラソ山を、自転車で下ることにしました。

 リオバンバからチンボラソ山まで、車で約1時間。途中ガイドさんが、撮影スポットで車を止めてくれ、ゆっくりのんびり向かいます。野生のリャマやビクーニャにも遭遇して、まさにここはアンデス山脈!
リオバンバの街から見たチンボラソ山。
こんなにきれいに見える日は珍しいんだとか。

鼻が短いのがアルパカ、長いのがリャマだそうです。
モコモコ、触りたい・・・。

雄大なチンボラソ山。

ウノ、ドス、トレスでジャンプ!!

首が長くてスマートなビクーニャ。

 第一山小屋に到着して、お茶とサンドイッチでおなかを満たしたら、第二山小屋へ向けて出発!距離は大したことないんだけど、標高4000メートルを超えた高地。もともと、高地に弱い体質らしい私の心臓と肺は、悲鳴をあげっぱなし。深呼吸しながら、ゆっくりゆっくり上ります。第二山小屋に着くと、一面真っ白!!エクアドルには、雪が降らないので、雪が触れるのはここだけ!
やっと着いたー!
笑顔の裏で、肺と心臓はフル稼働中。

下界ではお目にかかれない雪。

一緒に行った先輩隊員の高度計。
標高4790メートル、人生最高地更新しました。

 山小屋で一休みしたら、また第一山小屋に戻り、お昼ごはん。そしたら、今日のメインイベント、自転車でチンボラソ山下りです!防寒着に加えて、ヘルメット、顔カバー、サングラス、ひじあてひざあての完全装備。ガイドさんからは、「ニンジャ!」と言われました。

 いざ走りだすと、思った以上のスピード!道がガタガタしているので、振動もあります。スピード出過ぎて怖いけど・・・・楽し~い!!チョー気持ちいい~~!!最高~~~!!!山道が終わると、道路に出て、計37キロひたすら下り坂。1万年前の噴火でできたという地層を見たり、ビクーニャとリャマを間近で見たり、見飽きない風景が続きました。
フル装備で出発!

ガタガタするし、スピード出るし、ちょっと怖いけど・・・
やっぱり楽しい!!

 日曜日は、グアランダ。小さいけど建物がかわいい街でした。日曜日は、お店が全部閉まっているから・・・ということで、グアランダから40分のところにある、サリナスという村に連れて行ってもらいました。
グアランダの街のクリスマス・イルミネーション。
キトの旧市街にも似たかわいい町並み。
サリナスまでの交通手段は、カミオネタ(トラック)。乗合トラックです。サリナスに行くカミオネタを捕まえて、値段交渉し、載せてもらいます。もちろん、荷台をチョイス!トラックの荷台に乗るのは初めてです。最初は私たちだけだったのに、どんどん人が乗り込んできて、ついには満員電車並みの混雑に。農村部の貴重な足なのです。

 サリナスは、塩がとれることと、チーズ工場やチョコレート工場があることで有名な村です。水たまりの水をなめてみると塩辛い。日曜日なので、これをどうやって塩にするのかは見られませんでした。チーズ工場ではいろいろなチーズを試食し、チョコレート工場では、色々な種類のチョコを買いました。そこで、日本で売っているチョコを発見!フェアトレード商品です。もしどこかで見かけたら、私のことを思い出してくださいね。
チーズの種類は豊富。

甘いにおいのチョコレート工場。
「日本でも売ってるんだよ」といって見せてくれました。
フェアトレード商品として売られているみたいです。

塩田ではいチーズ。
水たまりの水は塩辛いです。
後ろに見えるのがサリナスの街。のどかです。
とっっっても充実した週末でした。2人のおうちに泊めてもらったので、また違うエクアドル人家族の生活の様子も垣間見ることができました。かつ、あっこ、ありがとう!