2013年1月29日火曜日

弾丸トラベル ~ミンド編~

 そして週末。せっかく同期がみんなキトに集まったんだから、旅行しなきゃ!ということで、キトからバスで2時間のところにある、ミンドという街に行ってきました。私以外のみんなは、日曜日のうちに任地へ帰らなきゃいけないので、タイムリミットは日曜日朝6時半。まさに、弾丸トラベラーです。

 ミンドの名物は、何と言っても自然。チョウチョ、ハチドリ、カエルなどなど。滝と川があるので、いろいろなアクティビティーができる場所です。

 到着したのは、9時頃。あいにく空は曇っているし、今にも雨が降りそうです。まずは、チョウチョ園へ。ホテルに併設しているチョウチョ園に一歩足を踏み入れると・・・そこはチョウチョの楽園でした。色鮮やかなチョウチョたちを、手に止まらせることもできます!
こんなにたくさんの種類のチョウチョがみられます!
色鮮やか!!
ピアス売場ではありません。
全部サナギ!一部羽化中。
手にバナナを塗ると、こうやって手に止まってくれます!

 次に、私が一番やってみたかった、チュービングに挑戦!レベル1~3のうち、レベル1に連れて行かれたので、きっと大したことないんだろうなと思っていたら・・・とんでもない!!キャーキャーさけびまくって、スリル満点でした。何よりもすごいのが、このチューブをコントロールしているおじさん。川を知り尽くしていて、私たちが交代で前になるよう、チューブを操ってくれました。ここで、足に小さい黒い虫がいっぱい止まりました。蚊じゃないし、大したことないと思って気にしないでいたら、あとでとんでもないことに・・・。
怖いけど楽しい!!


 ずぶぬれになったので、シャワーを浴びてから、本格的に降り始めた雨を避けつつお昼ご飯を食べて、再び行動開始。ツアー会社に行って、いろいろ説明を聞きます。「う~ん・・・やれること、全部やろう!」

 まず、カカオツアーへ。チョコレートを作る過程を見せてくれるツアーです。ここで再び雨が降り出しました。最後に出てきたブラウニー、おしいかった。
カカオの種。
最後はこんなにおいしいチョコレートブラウニーに!

 次に、ハチドリを見に行きました。本当は、早朝にバードウォッチングのツアーがあるのですが、私たちは早朝出発なので無理。そこで、あるホテルの庭で、ハチドリの観察ができるところに行きました。ハチドリは、1秒間に80回も羽ばたきをするそうです。小さくって、色鮮やかで、ずーっと見ていて飽きないくらいかわいい!
ハチドリ見えるかな?

 夜は、カエルのコンサートへ。これも、あるホテルの庭で行われるイベントです。まさに、カエルの合唱を聞くのか?と思っていたら、夜の森探検ツアーでした。いろいろな種類のカエルを見たり、光る木を見たり。カエルはかわいくって好きだし、それなりにおもしろかったけど、雨がザーザーの中、靴は泥と雨でぐしょぐしょ。
幻想的な池だけど、雨で残念。

 翌朝、ハチドリが見られるホテルのおじさんが、「明日も朝6時から空いてるよ。朝の方が、ハチドリがいっぱい来るよ。」と言うので、「じゃあ、6時ピッタリに来るから!」って、頑張って早起きしたのに、おじさんいない・・・。でも、門があいていたので、こっそり侵入おじゃまして、約10分間、早朝バードウォッチングさせてもらいました。

 朝6時半、ミンド発。2時間後、キト着。まだ時間あるなぁ・・・「そうだ、キト動物園に行こう!」

 キト動物園は、キト北部のターミナルから、バスで約50分のところにあります。ここの目玉は、ガラパゴスゾウガメ!でも、それ以外にも、南米ならではの動物たちがいっぱいいて、思っていた以上に楽しめました。

 
ガラパゴスゾウガメ。思ったよりかわいい。

リャマにエサをやれます。
ニンジンを見るとみんな寄ってきたー!

南米の鳥はカラフル。

水を飲むときは、こうやって上を向いて、流し込んでいる様子。
大誤算は、チュービングの際の虫刺されが、大変なことになりました。かゆいのはもちろん、腫れていて熱を持って、痛かゆい!蚊ではないようだし・・・と油断したのがあだになりました。ママに話して、何やらジェルをもらって、塗ったら今はちょっと落ち着きました。標高2000メートル以下の場所では、虫よけが必須アイテムです!!
 

2013年1月26日土曜日

JICA行事目白押し

先週は、JICA行事が目白押しでした。年に一度、エクアドル隊員が全員集合するのです。

 23日(水)は、中間報告会でした。これは、半年に一度、活動を始めて約1年経った隊員が、それまでの活動内容や、あと1年でやりたいことをまとめ、プレゼンをするのです。もちろん、スペイン語で。JICA関係者はもちろん、エクアドルの外務省の人なども来るので、先輩隊員方はかな~り緊張されている様子でした。私の出番は次回、8月です。先輩隊員のプレゼンを聞きながら、私は何を発表しようかな~、どんなパワーポイントを作ろうかな~と考えました。

 隊員の発表の後には、カウンターパート(活動の相方)が一言コメントをするのですが、今日はなんだかざわざわ…。前回はなかったテレビの取材まで来ています。なんと、エクアドルのヒーローが来場していたのです。彼の名前は、ジェファーソン・ペレスさん。1996年アトランタオリンピック(競歩)の金メダリストで、エクアドル唯一のオリンピック金メダリストなのです!!先輩隊員の活動先が、彼が作った財団で、そのために来てくださったのです!!家に戻ったらママが、「カズノ、テレビのニュースに映ってたわよ!ジェファーソン・ペレスが来てたんでしょ!!」と言ってました。祝☆エクアドルでテレビデビュー!(自分では見れなかったけど)
先輩隊員の後にコメントするジェファーソン・ペレスさん。
ご自身も、子どもの頃働きながら学校に行っていたそうで、そのため子ども達のための財団を作られたそうです。

 24日(木)は、午前中に予防接種。A型、B型肝炎の3回目を打ちました。その後、大使主催の新年会へ!これは、毎年大使公邸で開かれ、エクアドルに住む日本人全員が招待されます。「おいしい日本料理が食べられるらしい」と、うわさで聞いていたので、と~~っても楽しみにしていました。大使のあいさつが終わり、乾杯の後は、食べ物コーナーに直行!ちらしずし、すき焼き、天ぷら・・・久しぶりの日本料理に一同大興奮!!大使、お招きありがとうございました。来年も楽しみにしております(笑)
お庭で立食パーティーでした。

カモ肉。しばらくの間、興奮のあまり焼き豚と勘違いしていて、同期に指摘されました。恥ずかしい・・・。

魚のからあげ

ちらしずし。刺身おいしーい!

エクアドルですき焼きが食べられるなんて・・・。

揚げたてのエビのてんぷら。

大使と一緒に。ありがとうございました。

 25日は、安全対策連絡会議です。1日みっちり、安全についての講義や、グループワークで自分の体験をシェアしたりしました。エクアドルに来て7か月、「いつどこで何があってもおかしくない」キトにも、大分慣れてきています。でも、色々な事例を聞いて、改めて気を引き締めました。訓練所でも教わった、海外安全対策3原則、「目立たない」「用心を怠らない」「行動を予知されない」を忘れずに!!

  4か月ぶりに同期が集まっただけでなく、先輩隊員や初めましての隊員さんたちともお話しできて、楽しい3日間でした。日本語しゃべりすぎて、スペイン語忘れちゃったかも・・・。
  

2013年1月21日月曜日

ベビーシャワーもダンスは欠かせない!

 同僚のカルメンの娘さん、パキータは現在おなかに赤ちゃんがいます。予定日は、来月。そこで、土曜日ベビーシャワーをするというので、招待されました。

 「ベビーシャワー」って、スペイン語でも英語でそのままってことは、アメリカの習慣をそのまま取り入れているみたいです。赤ちゃんが生まれる前に、みんなで集まってパーティーをするのです。アメリカにいたとき、ウェディングシャワーには参加したことがあるけど、ベイビーシャワーは初めて。どんなんなのかな。

 カルメンのお宅にお邪魔するのは、今回が初めて。ケンタッキーで待ち合わせをして、カルメンに迎えに来てもらいました。遠いってことは知っていたけど、キトの外だったみたいです!30分くらい運転をして、郊外に着きました。

 車の中で、カルメンが
「家族には、何時に帰るって言ってあるの?」

とたずねます。

「夜に帰るとしか言ってないけど・・・暗くなる前に帰りたいから、5時には出ようかな。」

「そんなのダメよ!!7時くらいにはみんな帰ると思うから、それから車で送ってあげるわよ。」

 3時からだから、2時間くらいで終わって、5時ならちょうどいいかと思っていたけど・・・違うのね。まあ、7時に出れば、8時半には着くだろうから、いっか。

 3時開始とはいえ、私たちが家に着いたのは4時近く。それからなんだかんだで・・・結局開始は5時近くでした。親戚、友達と総勢40人くらいいたんじゃないかな。
後から来た人は、こうやって一人一人にベソ(キス)であいさつ。帰るときも一緒です。

チェックのシャツの女性が、パキータ。来月男の子を出産予定。とっても美人さんだし、パパもイケメンなので、きっとイケメンな赤ちゃんが生まれることでしょう。

 まずパキータのいとこが前に出てきて、

「今、それぞれに赤ちゃん用品を書いた名札のシールを配りました。この会の最中は、本当の名前じゃなくって、この名前を呼んでください。間違えた人は、ポイント!」

 私の名前は「コチェ(ベビーカー)」でした。この単純なルールに、大人は大盛り上がり!途中から呼ばれて気づかなかったらポイント!という新ルールまでできました。

 そして、ゲーム第1弾。カップル参加による、ほうきの柄をトイレットペーパーの芯に命中させゲーム。これ、ちょっと下品な気がするんだけど、・・・大人みんな大盛り上がりでした。子どももいるけどいいのか??
これがトイレットペーパーとほうきを使ったゲーム。
大盛り上がりでした。

 そして、第2弾。これは、独身の人対象ということで、私も呼ばれました。ヒモに、人形用の赤ちゃん服を洗濯ばさみでとめて、参加者は赤ちゃん人形をだっこして、携帯電話でおしゃべりしながら、片手で洗濯物を取り込む速さを競います。せっかくの出番なのにデジカメの電池が切れちゃった~!今日の写真はここで終わりです・・・。自分が映ってる写真が1枚もない。不覚・・・。結果、私は
1位になり、商品をゲット!やったね!!

 その後、もう1つゲームで盛り上がって、夜ご飯をごちそうになったら・・・もちろんダンス!パーティー=ダンスです。まだまだ、エクアドル人のように上手には踊れないけど、男性にリードしてもらいながら、見よう見まねで踊りました。騒音、近所迷惑って言葉は、エクアドルの辞書にはありません!!

 そして、そろそろ8時・・・カルメンに
「そろそろ帰ろうかな・・・。」
「ええ!まだ早いわよ!!8時半になったら送ってあげるから!!」

 そうですよね、今すっごい盛り上がってるもんね。

 そして、8時半。
「カルメン、そろそろ・・・。」
「・・・わかった!(ダンナさんに向かって)1時間で帰るから!!」
1時間で帰るなんて、絶対無理。私の家まで往復したら、2時間以上かかる・・・。そしたらダンナさんが、
「カズノ、うちに泊まっていけばいいじゃないか!」
カルメンも、私をじーっと見つめます。

 うーん、本当は帰りたいけど、この雰囲気からカルメンを連れて行くのは申し訳ないし・・・
「じゃあ、お言葉に甘えて・・・。」

 と、結局カルメン宅にお泊りすることになりました。

 9時頃からお客さんがどんどん家に帰り始める一方で、残った人達は踊り続けます。私はあくびが止まらなくなってきました。11時頃、カルメンが、
「カズノ、眠かったら寝てもいいわよ。」
と言ってくれたので、2階で寝させてもらいました。下では大音量の音楽が鳴り続いていたけど、疲れていたので即寝れました。

 翌朝、
「みんな何時まで踊ってたの?」
「ここにいたのは、12時半くらいまで。それから、息子たちは、ディスコテカに行ったわよ。」

 ええ!!あの後さらに踊りに行ったの??そして、帰宅は3時過ぎだったとか。タフだなぁ!

 私だって、学生時代はオールでカラオケしてたし、基本的に夜には強いと思っていたんだけど、最近そんな元気もなくなってます。でも、エクアドルの人たちは違います!!子どもはおじいちゃんおばあちゃんに預けて、踊りに行っちゃうんです!!いやー、すごいわ。私も寝てる場合じゃない!!
 

2013年1月14日月曜日

同期の任地を訪ねて その参 ~念願のクイ!~

 先週末は、また同期隊員の任地にお邪魔しました。今回の目的地は、ちなみんの任地ティサレオ!今まで訪れたリオバンバ、グアランダは県の首都、バイーアはリゾート地でした。今回は・・・
郊外(田舎)です。

 いつも曇っていて寒いところだと聞いていたのですが、土曜日は朝から快晴です!ちなみんのお友達ウィルモのカミオネタ(トラック)の荷台に載せてもらい、いろいろなところへ連れて行ってもらいました。

 まずは、ティサレオ観光の定番、牧場です。ちなみんのおうちからカミオネタで20分くらい、途中から舗装された道ではなくなり、がたごとゆられながら着いたのは、だだっぴろい牧場!ここでは牛を触ったり(近づくと逃げられたけど)、ロバに乗ったり。キトにはない光景です!!いいなぁ、のどかだなぁ。
見渡す限りの草原!
おとなしい牛でした。

文句も言わず背中に乗せてくれたおとなしいロバ。

 その後、山をずんずん登って行きます。そして、見下ろすとティサレオとアンバトが一望できる絶景が現れました。ティサレオの標高が3300メートルだから・・・4000メートルくらいまで行ったかな。ところどころ、つながれた馬や羊が。ほんと落ち着く風景です。
ティサレオが一望できます。雲が下に見える!

 午後は、グアランダから来たあっことリオバンバから来たかつも合流して、4人で観光。次は標高5000メートルくらいの山(名前忘れた)の近くまで行きます。途中道が悪くなると、荷台ががたがた揺れるのですが、カミオネタにはめったに乗ることができないので、お尻が痛いけど気にしない!

 山の近くには川が流れていて、ほんとうに大自然!こういう風景を見ると、アンデス山脈にいるんだなーって実感します。帰りは、火山活動中のトゥングラウア山も見れました。
憧れのカミオネタの荷台!風がきついけど、お尻が痛いけど、360度見渡せるのがカミオネタの醍醐味です。
近づくと逃げてしまう馬の親子。

羊もいます。

そーっと近づいて触ってみた。

後ろの山は、雲に隠れてしまっているけど、標高5000メートルの雪山だそうです。

こんなに高地でも、高山植物が生えているのは、赤道直下だから。

現在オレンジ警報発令中のトゥングラウア山。
煙が見えなくて残念。

通りすがりのおじさんの馬に乗せてもらった!やったね!!

 びっくりしたのは、運転手をしてくれたウィルモの顔の広さ!ティサレオは小さい街だから、みんな知り合いらしいとは聞いていたけど、すれ違う人みんなと声をかけあったり、クラクションを鳴らしたり。3人くらいのいとことも会いました。知らないおばあちゃんが歩いていたら、荷台に乗せてあげます。キトにはない、人の温かさを感じました。

 そして夜は、ウィルモのおうちで念願のクイ(モルモット)をごちそうになりました!ちなみんが、「カズノさんはクイを食べたことがないんだよ。」と話してくれたのです。クイは、シエラ(山岳地域)の人々のごちそうです。ずーっと食べてみたいと思っていたのですが、クエンカで同期隊員みんなで食べに行く日に、おなかを壊して不参加になって以来、なかなかチャンスがありませんでした。

 ティサレオの人たちは、クイを飼っている人が多いのだそうです。お友達の家も、子どもクイから食べごろのクイまで、たくさんいました。これからいただくのは、昼までは元気に動き回っていたクイです。
クイのおうち。
ビフォア。
かわいい?それとも、おいしそう??

「今焼いているから見においで。」
と呼ばれたので、カメラを持って駆け付けると、そこには真っ黒になったクイが!!ちなみんは、「おえーってならない?」
ときくけど、私はかえってテンションあがってしまいます。
アフター。
無残な姿に・・・。

まな板に置いて、

さばきます!

 初クイの感想は・・・うん、おいしい!確かにちょっとクセのある味だけど、全然いける!!皮もパリパリしていておいしい!!クイは苦手なちなみんの分までいただきました~!
ジャガイモと一緒に。

皮がちょっと固いけど、パリパリしておいしい!
お肉もいける!

 日曜日は、アンバトへ。買い物上手なちなみんのいきつけのメルカド(市場)へ行って、カーディガンを買いました。お昼は、アンバト名物のジャピンガチョ。
ジャピンガチョ(パン粉をつけないコロッケみたいな)の盛り合わせ。

アンバト名物らしく、お店が連なっています。

ずらりと服屋さんが並びます。価格は要交渉。
マネキンもラテン体型で超ナイスバディー!

 都会ではできない体験ができた、貴重な旅になりました。ちなみん、3日間ありがとう! 

2013年1月11日金曜日

日本から絵手紙が届きました!!

 現職教員として協力隊に参加するにあたって、わたしの経験を日本の子ども達に還元したいってずっと考えていて、やりたいことが2つありました。

 1つは、スカイプで子ども達と話すこと。これは、9月に実現されました。短い時間だったけど、子ども達の元気そうな顔が見られて、うれしかったな。

 もう1つは、エクアドルの子ども達と日本の子ども達をつなげること。スカイプだと、時差があって、子ども達同士を交流させることができないので、その方法をずっと考えているうちに、facebookでの同期隊員の取り組みにヒントをもらいました。言葉は通じないけど、絵なら!!絵手紙を交換しよう!!

 110周年記念行事で先生も子ども達もとっても忙しいことは百も承知の上で、無理を言って図工の先生や担任の先生方に協力していただき、子ども達に絵手紙を描いてもらいました。テーマは「食べ物」。

 その子ども達からの絵手紙が、先日手元に届きました。1年生から6年生までの子どもたちが、心をこめて描いてくれた日本の食べ物の絵。力作ぞろいでした。1枚1枚、スペイン語に訳しながら、子ども達の顔がうかんできました。
さすがの力作ぞろいだった、6年生の作品。
全学年から集まりました。本当にありがとう!

 金曜日、それを持って、付属小学校の校長先生のところへ、お願いに行きました。
「日本の子ども達が、こんな絵手紙を送ってくれたんです。ぜひ、ここの子ども達に見せて、お返事を描いてもらいたいんですが・・・。」
とお願いすると、
「いいわね。じゃあ、休み時間が終わったら来て。」
と、さっそくOKがもらえました!!

 そして、まずは先日研究授業に協力してもらった、6年生(日本の5年生)の教室へ行きました。
「日本の子ども達から、こんな手紙が届いたよー。」
「あなたたちも、エクアドルの食べ物を紹介する手紙を描いてくれる?」

先生が、「エクアドルの食べ物って、どんなものがある?」
と問いかけると、みんな次々と手を挙げます。

 110周年記念誌を見せて、こんな学校の、こんな子どもたちが描いてくれたんだよって言ったら、興味津々にのぞきこんでいました。記念誌の最後のページの航空写真は、特に衝撃だったみたいです。
「建物がたくさんあるー!」
「この高いの、何ていうの?」←東京スカイツリーのこと
「この子の名前、何ていうの?」
とたくさん質問されました。
記念誌を見て、「これ、なんて書いてあるの?」

航空写真のページは特に人気でした。

時間をかけて、丁寧に描いてくれました。

完成した子から、絵手紙を見にきます。
日本食といえば寿司しか知らない子ども達、興味津々です。

完成した絵を手に、「ウィスキー!」
(エクアドルでは、写真の掛け声はウィスキーと言います)

 エクアドルの子ども達にとって、日本は「のび太と悟空の国」。遠い遠い国だけど、ちょっとは身近に感じてもらえたかな?

 横川小学校の子ども達、先生方、本当にご協力ありがとうございました!3月上旬くらいには届けられると思いますので、楽しみにお待ちください!