2013年2月27日水曜日

エクアドル一おいしい食べ物?

 最近、食べ物をブログにのっけていないなぁ。最初は珍しかった食べ物も、次第に慣れてきて、普通の食べ物になってしまうからでしょうか。クイ(モルモット)意外にも、まだあります!エクアドルの珍しい食べ物!! 

 それは・・・チョンタクロ!!日本語で言えば・・・、幼虫?百聞は一見にしかずということで、ジャジャーン!!
ビフォア。水の中でうようよ泳いでおります。

アフター。ちょっとちぢんだかな?

 カブトムシの幼虫みたいな外見です。オリエンテという、アマゾンのジャングルに住んでいる先住民たちの食べ物です。木の中に住んでいるそうです。テナという街に行って、食べました。

 ある先輩隊員によると、エクアドルで一番おいしい食べ物なんだそうです。ほんとかな??

 1つ50センターボ(約45円)。エクアドルの物価から考えると、ちょっと高めな感じ。「チョンタクロ、食べたい!」とガイドさんにお願いしていたのに、いざうようよ動いている実物を見て、ちょっと後悔・・・でも食べるよ!!

 調理されたものが出されてから、口に入れるまでちょっと勇気がいるけど・・・・えい!!・・・・うん、なかなかおいしい!とろっとしていて、マイルドな味です。同期隊員のちなみんは、「だしまき卵の味」と表現しておりました。殻と頭はちょっと固かったけど、全部ボリボリいただきました。
覚悟を決めて、いただきまーす!

 後日、この話をテナ隊員の方に話したところ、
「でもね、このチョンタクロを採るために、ジャングルの大きな木を切り倒しているんだよ。」
というお話を聞きました。木の中に何匹いるかわからないチョンタクロを採るために、貴重なジャングルの木が切り倒されているのか・・・。ちょっと複雑な心境です。

2013年2月22日金曜日

最近のキトのニュース

 最近、記事が旅行のことばかりで、旅行ブログのようになりかけているので、ここらで久しぶりに、キトの最新情報をお知らせします。

 17日(日)、エクアドルで大統領選挙がありました。結果は、現大統領ラフェル・コレア氏が再選しました。

 大統領っていう存在、日本の総理大臣とは全然違います。同期隊員の同僚(20代女性)などは、大統領に心酔していて、「かっこいい~!!」とまで言っているそうです。近くの町まで演説に来るとなると、その町まで出かけていくそうです。まるで、アイドルのおっかけです。日本では、総理大臣がそういう対象になることは・・・あまりないような気がします。やはり、「自分たちが選挙で選んだ大統領」だからでしょうか。

 もう1つの違いは、投票が「義務」であることです。選挙権は、18歳以上からあるのですが、選挙に行かなかったら「罰金」なんです!選挙率の低下が問題となっている日本で罰金制にしたら・・・どうなるのかなあ。
コレアさん、エクアドルをいい国にしてくださいね!
 その3日後の20日(水)、キトの新空港がオープンしました。当初の予定は、去年10月だったのが延期になり、やっとの開港!新空港はめでたいのですが、今までの空港は、家からタクシーで10分くらいの距離だったのに、郊外で1時間以上かかるようになってしまいました。キト市内まで1時間半、シャトルバスは8ドルです。8ドルといえば、長距離バスは1時間1ドルくらいなので、8時間のバスに乗れちゃう値段です!でも、タクシーだと30ドルかかるのだとか!!飛行機移動にますますお金がかかるようになってしまいました。



 私が、新空港を利用することになるのは、いつかなぁ。やっぱり、ちょっと楽しみです!

2013年2月19日火曜日

海外から海外旅行へ

アンバトから帰ってきた翌日、初の任国外旅行でパナマへ行ってきました!

 「任国外旅行」というのは、JICA用語で、任国から海外旅行をすることです。私たちJICAボランティアは、1年に20日間の任国外旅行(あくまでJICA規定。職場の許可が優先。)が認められています。行ける国は決まっていて、2013年2月現在、エクアドル隊員が行けるのは、パナマ、メキシコ、ブラジルの3か国のみ!!マチュピチュ遺跡、ナスカの地上絵のあるペルー、ウユニ塩湖があるボリビアには行けないのです(涙)!!残念すぎる。

 パナマでは、パナマの同期隊員はもちろん、他国の同期隊員も集まりました。パナマと言えば・・・パナマ運河?わたしの予備知識はそんなものでした。ところがどっこい、パナマはとっても素敵な国でした!全旅程を振り返ると大変なので、おすすめ観光スポットだけここでは紹介します。

 飛行機の中から見下ろすパナマシティーは・・・あれ?なんか高いビルばっかりだけど・・・日本に帰ってきた?ここ、横浜?そして、空港からタクシー乗って、再びびっくり!!パナマシティー、超都会!!ここ、JICAの援助いらないんじゃない??
飛行機から見たパナマ・シティー。横浜?

 ホテルから近いショッピング・モールに行って、再びあんぐり。ここ、先進国でしょ!さらに、輸入品が安い!例を挙げると・・・私が、日本出国直前に買った、ベイビーG(定価1万3千円)、同じものが86ドルで売られていました。ちなみに、エクアドルでは180ドル。エクアドルって、物価は安いのに、ショッピングモールに入っているようなお店は全部高いんです。それが、パナマは安い!!久しぶりに楽しい買い物ができました。
空間の使い方がぜいたく!

おしゃれです。
上に書いてある日本語、読めますか?
おしゃれなブランドらしいのですが・・・。

 パナマに到着した翌日は、ボカス・デル・トロという、外国人観光客がいっぱいの、カリブ海のリゾート地に向かいました。
海の上に、ホテルやレストラン。
私が泊まったのは、徒歩15分の安ホステルですが。

憧れの水上コテージ。
いつか泊まってみたいなぁ。
島の移動は、自転車です。レンタルできます。
ただこの自転車・・・ブレーキがない!常に徐行運転。
目的は、スキューバ・ダイビング!せっかくだから、リゾートダイバーとしては、カリブ海を潜りたい!!ただ・・・海の色は間違いなくエメラルドグリーンなんだけど、曇っていたせいもあり、透明度はイマイチ。きれいな熱帯魚というより、カニ、エビ、ウツボなど、渋い面々でした。まあとにかく、目的は達成!


ガイドさんがつかまえてくれた、大きなカニ。


 スキューバ以外にも、ボカス・デル・トロにはきれいなビーチがたくさんあるので、それらをめぐるボートツアーにも参加しました。水上レストランで食べる、久しぶりのシーフードは最高です!小さな赤いカエルにも会えました。

レッド・フロッグ・ビーチ。
その名の通り、赤いカエルと出会えます。
少年2人が見せてくれた後、「お金」・・・お小遣い稼ぎみたいです。
海の上のレストラン。
海の幸、最高!

次に向かったのは、世界遺産のボルト・ベロ。スペイン人が作った街で、貿易港として栄えたのですが、海賊が襲ってくるために築いた要塞が、今も残っているのです。
ディアブロ・ロホ(赤い悪魔)という名前の市バス。派手です。
大砲が今も残っています。
パナマシティーにも、植民地時代の旧市街(カスコ・ビエホ)があります。同期パナマ隊員に案内してもらいました。しかし、暑い日でした。久しぶりに汗をかきました。
旧市街からみたビル群。東京?ニューヨーク?
先住民が作るモラが人気。

この街並み、キトの旧市街とちょっと似てる。

 そして、もう1つの世界遺産、パナマ・ビエホ。ここも、海賊から街を守るための要塞です。スペイン人がここまでしたのに、負けちゃうなんて、カリブの海賊は本当に強かったんだなぁ。
今は、静かな公園のようになってます。

 そして、パナマ運河!パナマに来たんだから、運河を見るだけじゃなくって、体験したい!ので、運河クルーズに参加しました。船から、水門が閉められて、水位が変わっていくのが体験できるんです。これ、高かった(6時間、朝食、昼食付きで135ドル!!)けど、面白かったー。運河の通航料は、1トン1ドル39セント、平均で5万4000ドルだそう。年間1万3185隻通るそうだから・・・パナマ、潤ってます。
今回乗ったクルーズ船。400人乗り。
後ろの船が通過すると
門が閉まって

どんどん水が減っていき
最終的にはここまで!

 パナマ観光ももちろん楽しかったけど、久しぶりに同期隊員が集まって、色々な話がきけたのも面白かった。それぞれの活動の悩みとか、国によって少しずつ違うスペイン語とか。エクアドルの、キトのスペイン語は、ほんとうにきれいな発音だということが、よ~くわかりました。みんな元気に、日本で再会できますように!!!

2013年2月9日土曜日

カルナバルが始まった!

今、こちらはカルナバル(カーニバル)のシーズンです。日本では、ブラジルのリオのカーニバルがとっても有名ですが、カルナバルは、ラテンアメリカ全体でお祝いするもののようです。エクアドルでも盛り上がります!!

 ということで、行ってきました、カルナバル!カルナバルがとっても盛り上がるアンバトへ行ってきました。

 カルナバルといえば、別名「水かけ祭り」。道行く人に、水をぶっかけるのです。先週末、滝を見に行ったら、早くもカルナバル気分の若者たちが、水をかけあって大盛り上がり。私は「やめてよ~。水ぶっかけたら、日本語でキレるよ~!」というオーラを出していたためか、水はかけられませんでしたが、甘い匂いのするスプレーをかけられました。やれやれ。生卵、水風船、小麦粉をかけあう街もあるのだそうです。なんておそろしい!!
カルナバルに使うスプレーを売るお店

 でも、アンバトのカルナバルはそんなことはしません。フルーツと花とパンの美しいお祭りです。

 金曜日は、インティライミのダンスショーを見ました。エクアドルのダンスの衣装は本当にかわいいです。くるくる回るたびにスカートがひらひら。あの衣装着てみたい、あのダンス踊ってみたい。


アンバトのレイナ(女王)。つまり、今年のミス・アンバトです。
彼女は、この期間イベントに出ずっぱり。おつかれさまです。

 そのあとは、街を散策。ホテルもお店も、花とフルーツとパンのディスプレイ。大きな花のモニュメントもきれい。街全体がとっても華やかな雰囲気です。
美術館もカルナバル仕様。

ドレス屋さんのディスプレイ。
ホテルもカルナバル仕様。

こちらは、靴屋さんのディスプレイ。

イベントの1つに、こんなアニメのイベントが!

美術館の中の展示。花、花、花・・・。


公園でアイスを食べていたら、靴磨きの男の子たちが「日本語しゃべって」と、話しかけてきました。人懐っこくてかわいい子たちでした。

 夜は、大きな体育館で世界各国の民族音楽のダンスショー。中国、ロシア、チリ、コスタリカ、コロンビア、そしてエクアドルのダンサーたちがすてきなダンスを披露。うっとりです。
一番人気だった、チリのダンス。

 土曜日は、午前中フェリアが開かれる公園へ。あいにくの雨ふりでしたが、たくさんの人が集まっていました。カテドラル(大聖堂)が、花とフルーツとパンで飾られていました。公園の中は、アンバト近郊の街のブースで、花やフルーツやパンが売られていました。
カテドラルが、花とパンとフルーツの壁画に!

パン屋のブース。

民芸品のブース。

お祭りの定番、綿あめはこうやって売ります。
でも、雨だからあまり売れていなさそう。
花屋のブース。


 土曜日の午後1時半頃にアンバトを出なくてはならなかったので、日曜日のパレードは見られませんでした。このパレードが、とっても素晴らしいということなので、来年こそ見ようと思います!!! カルナバル気分がちょっとでも味わえてよかった。

 なぜパレードを見ずに帰ってきたかというと・・・明日から初の任国外旅行、パナマに出発するからです!しばらく更新できませんが、帰ってきたらまとめてお知らせします。行ってきまーす!!

2013年2月6日水曜日

新しい趣味、始めました。

 ご無沙汰しております。気づけば1週間以上更新してませんでした。なんでだろう??学校が、成績評価の時期で、授業がなくって、あまりに暇過ぎて、ネタがなかったというのも理由の1つです。まあ、そういうこともあるよね。

 4日(月)から、2週間仕事はお休みです!カルナバル(カーニバル)休みです!!今週一週間は、同僚たちは出勤しているのですが、学生たちが休みなため、私は行っても何も仕事がなく、学生たちと同じだけお休みをもらいました。今週はキトでのんびりして、来週は旅行に行こうと思っています。

 なぜ今週はキトに滞在しているかというと・・・やっっっとサルサのレッスンが始まったからです!「サルサを習おう!」と思い立ったのが9月下旬。10月下旬から始まるって言われたのに、人数がそろわないからとどんどん延期になり・・・違うサルサスクールに申し込もうかと思ったとき、やっと先週からレッスンが始まりました!!レッスンは、火曜日と木曜日、夕方5時半から7時までです。
サルサのスタジオ。新しいビルの中にある、きれいなスタジオです。

 生徒は12人前後。先週は、ステップをたくさん習い、今週から、ペアで踊り始めています。ステップは、そんなに複雑ではないので、今のところついていっています。駒ヶ根訓練所で、スタッフさんに教えてもらったし。ただ、2人になると、息を合わせるのが難しいです。サルサは、基本的に男性がリードするダンスです。女性は、それについていくだけ。だけど、相手もまだ初心者だから、当然上手にリードしてくれません(笑)先生とペアで踊ったときは、踊りやすくって、おお!っていう感じでした。

 サルサを始め、ラテンのダンスは男女ペアが基本です。これって、日本にはない文化ですよね。キャンプファイヤーで踊るフォークダンスくらいでしょうか。だから、あんまり知らない男性と手をつないで、目線を合わせて踊るって言うのは・・・ちょっと照れます。でも、照れてるのは私だけ!ここでは普通のことだから、エクアドル人はだれも恥ずかしがっていない!!うーん、早く慣れないと。 

 目標は・・・日本に帰ったときに、小学校にサルサクラブを作って子ども達に教えられるくらいになること!かな。堂々とセクシーに☆踊れるように頑張ります!