今日のトップニュースは、「新しいパパが決まった!」ことです。「パパ」と言っても、父親のことではありません。カトリック司教のことです。新しいローマ教皇がコンクラーベという選挙で決まったのです。
コンクラーベについて、私は最近まで全く知りませんでした。前回は2005年だったそうですが、まったく記憶にありません。日本では、そんなに大きく取り上げられなかったのかな。それとも、私がニュースを知らなかっただけなのか。2か月ほど前、トム・ハンクスによって映画化もされた、ダン・ブラウン作「天使と悪魔」を読みました。初めてコンクラーベのことを知った2か月後、それが本当に行われることとなり、私の中では、すっごくタイムリー!コンクラーベの詳しい説明は、長くなるので省きますが、なかなか興味深いシステムだと思います。
前ローマ教皇が退位を表明してから、お昼のニュースでは毎日コンクラーベのことが取り上げられていました。エクアドルは、人口の80パーセントがカトリック教徒なのです。関心は高いです。
そして今日、食堂に行って、ちょうど席についたとき!いつもニュースを流しているテレビが、同じ画面から動かなくなりました。ん?なんだ?そして「白い煙」の映像が流れました。つまり教皇が決定したのです!!
同僚たちも、
「新しい教皇が決まった!」
と騒ぎだしました。でも、この時点では、まだ誰に決まったのかまではわかりません。同僚の一人は、「ブラジルかドイツの枢機卿が有力なんだ。もし、ブラジルの枢機卿に決まれば、ラテンアメリカ初の教皇だ。」と言っていましたが、のちに発表されたのは、アルゼンチンの枢機卿でした。どっちみち、史上初ラテンアメリカ出身の教皇でした。
このカトリック的大ニュース、日本にいたらスルーしてしまったかもしれないけれど、ちょうどカトリックの国にいたので、身近に感じることができました。テレビだけど、歴史的瞬間に立ち会えました!!
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