前々から、エクアドルは祝日をきちんと祝うんだなぁ、という印象があったのですが、その中でも母の日は大事な一日みたいです。数日前から、お昼のニュースの最後で特集が組まれ、その中で、警察官が道を歩いている女性に、花を配るということまでしていました。警察官が!!ってところに、この日の重大さが伝わってきます。
そして、私のホストファミリーは・・・パパの兄弟たちが集まり、バーベキューパーティーが開かれました。11時頃から、兄弟たちが集まり始め、炭を用意し、ジャガイモ、トウモロコシをゆで、バナナを焼き・・・2時頃から食べ始め、全員解散したのは、夜8時。ほんとに、エクアドルの人たちは家族仲良しです。
しきつめられた肉。 焼きバナナもおいしいよ。 |
肉を焼く、パパの兄弟たち。 |
肉が焼けるのを待ちながら、おしゃべり中。 |
私のお皿。肉ずくしです。 |
デザートは、母の日おめでとう、と書いてあるケーキ。 |
「毎年、こうやって兄弟が集まるの?」
とママにきいてみたところ、
「毎年じゃないわよ。いつもはモニカとラミロ(子ども達)が、料理を作ってくれるの。でも今年は、パパのママが亡くなったでしょ。だから、パパの兄弟たちが集まることにしたの。」
とのことで、この家族としては例外らしいのですが、ママのママが生きていたころは、やっぱり母の日には、家族全員集まっていたそうです。なんだかんだで、一番大変そうだったママに、日本から持ってきた手ぬぐいをあげたら、とっても喜んでくれました。
サルサ仲間のモニカは、金曜日の夜行バスで、実家に帰っていきました。母の日を家族で祝うためです。そのためだけに、片道8時間かけて、帰省するのです!
エクアドルには、「マザコン」なんて言葉はありません。なぜなら、お母さんが大好きなのは、当たり前だから!愛情や感謝の気持ちを伝えることは、恥ずかしいものではないようです。とってもステキなことだなぁと思った1日でした。
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