2012年12月12日水曜日

やっぱり授業は難しい

 今日は、初めて子ども達に授業をしました。今まで、学生を相手に授業はしてきましたが、子ども達に授業をするのは、今日が初めてです。

 本当は、月曜日から3日間、研修会を開く予定で、3日目が、私の研究授業でした。なのに、金曜日になっていきなり、

「その時期はテスト期間で、先生達が参加できないから、1月に延期にする」

 と言い出して・・・2か月も前に決めてあったんだから、事前に声をかけておいてよー!と思ったのですが、しょうがない。でも、授業だけは、子ども達のことを知るためにもやろう!ということになり、今日決行となりました。

 思えば飛び込みで研究授業をするなんて、日本でも経験ありません。それぞれの子どもたちの学力もわからないし、反応も全く予想がつかないのに、さらにスペイン語で!

 単元は、分数です。これまで授業観察をしたり、学生たちの様子を、分数をあまりにもちゃんとわかっていない!と思ったので、そこにしました。授業内容が決まったのが、ちょうど1週間前。急いで指導案と板書計画を作り、昨日カルメンにチェックをしてもらいました。
 
 研修会ではないので、見に来るのは、私の同僚2人と、小学校の校長先生と、担任の先生くらいだろうと予想してたのに、急に県外から2人のお客様、そして小学校の先生たちは全員見に来てくれました!ただでさえ不安だったのに、さらに緊張が高まります。

 いざ始めてみると、子ども達の反応がイマイチです。私の言葉が伝わっていないのか?それとも、ただ内容がわかっていないのか。・・・だんだんテンパってくるのが、自分でもわかります。10分で解けると思った問題が、なかなかできません。どうしよう?どうしよう?この先の流れが・・・急きょいろいろ変更して、なんとかまとめに持っていきました。
同じ大きさの分数の勉強です。

 授業が終わって、「ああ、今日は失敗だった。これまで偉そうにいろいろ言ってたのに、なんだ、大したことないって思われたかなぁ。」と不安でいっぱいでしたが、見ていた先生方は、
「お疲れ様。よかったよ。」
と声をかけてくれました。その後、校長室で、話し合いです。けちょんけちょんに言われるのを覚悟していましたが、内容が半分くらいしかわかりません!先生方、みんな早口なので、誉められているのか、けなされているのかさえわからず。

 オフィスに戻ってから、カルメンにみんなが何て言っていたのか聞いてみました。すると、おおむねよかったと言っていたそうです!(カルメンが、気をつかっているのではなければ)教材や、板書は好評だったそうです。ある先生は、「予定通りいかなかったのは、言葉の問題ではなく、子ども達がそれまでの学習内容をわかっていなかったから。」と言っていたそうです。子どものせいにしたくはないけど、それも確かにあります。日本の子ども達とエクアドルの子どもたちは違います。「自分で考える」ということに、慣れていないのです。

 先生たちは、けちょんけちょんには言わなかったそうですが、私にはたくさん反省点があります。しばらく落ち込んだけど、これが研修会じゃなくってよかった!と思うようにすることにしました。1度授業をしたので、子ども達も私のやり方をちょっとわかっただろうし、次はもっとうまくできる!できるように頑張る!!立ち直りの早さとプラス思考は、私の取り柄ですから。

 今回の授業を振り返って、一番大変だなと思ったのは、誰も頼れないということです。日本でも、研究授業は毎年やらせてもらってきましたが、指導案を作ったら、毎回ベテランの先生方に見てもらい、いろいろアドバイスをいただいてきました。でも、今回はそれができません。カルメンがスペイン語のチェックはしてくれるけど、この指導案の形式も、教え方も、カルメンにとっては初めてなので、アドバイスは当然ありません。さらに、私がここで言ったことややったことが、「日本の算数の教え方」として、エクアドル人の頭に刻まれてしまうのです。責任重大です!!

 次は1月です。カルメンと話して、最低でも2週間前には、単元を決めておいて、ちゃんと準備をしようと約束をしました。2週間あれば、日本の先生達にも相談できるし!やっぱり、一人で全部考えるのは不安です。日本のみなさま、よろしくお願いしま~す!

2012年12月11日火曜日

エクアドル人の英語力

 最近特に大きな出来事はないのですが、日々ふと感じたことを書いておかないと忘れてしまうので・・・今日書きたいのは、英語についてです。

 ずっと前になりますが、「英語で話しかけてくる人がいて困る。私はスペイン語が話したいんだ~!」ということを書いたと思います。その時は、英語が得意な人について書いたので、そうでないエクアドル人の英語力を知りませんでした。徐々に気づいたエクアドル人の英語力とは・・・

 ここに来る前、エクアドルを含め南米の人は、みんな英語がベラベラだと思っていました。日本よりもアメリカと近いんだし。それに、アメリカの高校へ通っていたころ、アメリカの高校生の多くが、第一外国語としてスペイン語を勉強していました。だから逆に、南米の人も英語をたくさん勉強しているはず!と思っていました。

 日本人も、英語が苦手だと一般的に言われています。中高6年間勉強してきているのに、しゃべれない・・・とコンプレックスを持っている人が多いと思います。エクアドル人も、「英語はできない。しゃべれない」と自分でいう人が多いです。しかし!!エクアドル人と日本人の「英語ができない」レベルは、全然違うんです!

 それを実感した出来事がありました。先日、仕事から家に帰るときに、一緒になった同僚の車に乗せて送ってもらうことになりました。彼女が、
「銀行に寄ってもいい?」
と言うので、銀行へ。エクアドルの銀行には、「アウト・バンコ」と言って、ドライブ・スルーでお金が下せる仕組みがあるのです。私は初体験でしたが、彼女もでした。二人で、ドキドキしながら、前の人の様子を観察。どうやら、カプセルに用紙と身分証明書を入れて、機械に入れると、カプセルの中にお金が入って戻ってくるという仕組みみたいです。すごい!おもしろ~い!!
最初は、カプセルが機械の中に入っているので、
カプセルの中に必要なものを入れて、

手を伸ばして入れる。しばらくするとお金が入って戻ってきます。
同じ要領で、入金もできるんじゃないかな?

 とうとう、私たちの順番がやってきました。カプセルに用紙と身分証を入れて、機械に入れて・・・2つボタンがあります。上のボタンが「CALL」、下は「SEND」と書いてあります。すると、彼女が私の方を見て、

 「カズノ、カルってどういう意味?」

 彼女は、「CALL」と「SEND」の意味がわからなかったのです。しかも、「コール」ではなく、スペイン語読みの「カル」と読みました。ちなみに、彼女は大学院卒です。

 この現状は、彼女だけではありません。私の同僚は、ほどんどが大学院卒で、修士号や博士号を持っているはずなのですが、「MADE IN JAPAN」のMADEを「マデ」と読んだり、「NATURAL LIFE」というお店の看板を「ナトゥラル・リフェ」と読んだりします。

 もちろん、学校では英語の授業はあります。でも、授業の後の黒板を見ると、内容は日本の中1レベルです。学生は、みんな高卒なのに!

 でも、小学校から英語の授業はあるんです。週2回くらいしかないけど、小さい頃から英語には接しているはず。それなのに、どうしてできないの?

 その理由はまだ解明できていないのだけれど、1つ推測できるのは、大学入試に英語が必要ないからかもしれません。大学入試の内容は、思考力をみるテストで、科目ではないのです。

 それに、エクアドル人は、スペイン語が母語です。スペイン語が話せるということは、南米のブラジルを除く全ての国と、中米のほとんどの国と、スペインでは話が通じるということです。ここが、国内でしか通じない言語が母語である私たち日本人と、英語の重要性が大きく異なる点です。英語ができなくっても、特に困らないのかもしれません。他の南米の国々も同じような感じなのかなぁ。

 別に、「これからは英語ができなきゃ生き抜いていけない!!」と思っているわけではなく、見下しているわけでもなく、素直にびっくりしました。

 でも、英語ができないことよりもっと不思議なのは、そんな現状なのに、いろんな人が使う銀行の機械のボタンが、なぜ英語で書いてあるのかということです。間違えて、職員を呼んじゃう人が後を絶たないんじゃない?

2012年12月8日土曜日

地球の裏側から一票

 金曜日に、東北で大きな地震があったそうですね!お昼、バール(食堂)でご飯を食べながらお昼のニュースを見ていたら、トップニュースで東北の地震のニュースが流れてびっくり!海外にいて、日本のニュースが流れると、ドキッとします。ホストファミリーも、「日本で大きな地震があったみたいだけど、大丈夫?」と心配していました。みなさま、くれぐれもお気を付けください。

 さて、日本で盛り上がっているであろう、衆議院選挙に、一足早く行ってきました。日本では投票日は来週だそうですが、外国から投票できる在外選挙は、今日までだったのです。

 在外選挙は、エクアドルに来た翌日に登録しました。強制ではないのですが、住民票が日本にないこと(海外転出届を出してきたということ)、選挙の時にキトにある大使館に来られることが等が条件で、それなら、と思って登録しました。ただし、選挙ができるのは、国政選挙、つまり衆議院選挙と参議院選挙のみ。1年9か月の間に、1回でも機会があるのかなぁと半信半疑だったので、衆議院解散というニュースを見たときは、キターーーー!と思いました(笑)

 1週間ほど前に大使館から来たメールに、投票日は「12月5日~8日」と書かれていました。仕事帰りに行こうかと思ったのですが、金曜日に道を間違えてしまい歩き疲れてしまったので、今日行くことにしました。事前に送られてきた在外選挙人証を持って、いざ大使館へ!エクアドル到着翌日に、表敬訪問に行って以来です。さすが大使館、警備が厳重で、なんだか緊張します。
大使館のあるビル。この1フロアが日本大使館です。
鏡張りでつるつるした感じのビルです。

大使館入り口。

 大使館に入ってみると、部屋が1室、投票所になっていました。大使館職員の方々が並んでいて、投票に来たのは私しかいなく、これまた不思議な緊張感です。

 投票用紙は、日本のものと同じ。違うのは、投票用紙を投票箱に入れるのではなく、内封筒に入れ、それをさらにもう1枚の封筒に入れ、あて先は選挙管理委員会だということ。選挙区は、本籍地(住民票はないから)のあるところです。私は、実家の住所が本籍地なので、愛知県です。残念ながら、東京都知事選挙は投票できません(国政選挙じゃないからどっちみち無理だけど)。投票用紙を書く机の上には、3つのファイルが置いてあり、日本全国の選挙区ごとの立候補者が載っていて、それを見て立候補者の名前を書きました。それを、また大使館職員の方のところへ持っていき、その方が封筒の宛名等を確認し、隣に座っている方が立会人のサインをし、投票終了です。

 投票が終わったあとは、「地球の裏側から、日本の選挙に参加したぞー!!」というなんだか妙な達成感みたいなものがありました。日本の政治は、これからどう変わっていくのでしょうか。来週、グーグルニュースでチェックしたいと思います。

2012年12月6日木曜日

ビバ・キト!

 今日12月6日は、キト独立記念日です。前にも書きましたが、11月下旬から、キトでは連日お祭り騒ぎが続いています。合言葉は「ビバ・キト!(キト万歳)」。誰かがこう叫ぶと、「ビバ!」ってみんなが答えます。お店もレストランも、キトの旗の色である赤と青でデコレーションされています。
キトの旗

お祭り期間中特によく聞く「チュジャ・キテーニョ」という曲。
これがかかると、みんな踊りだします。


1日に新しい家に引っ越してから新しい妹になったらモニカ(29)が、コンサートに誘ってくれました。お祭り期間中、連日無料コンサートが開かれているのです。3時に仕事が終わってから暇なので、もちろん「行きたい!」と答えて連れて行ってもらいました。

 月曜日は、仕事後モニカと待ち合わせをして、モニカの用事を済ませてから、5時頃エヒド公園へ。野外ステージが設営され、ブルースのコンサートが行われていました。見に来ている若者も、ちょっと独特の雰囲気があります。アルゼンチン人のパワフルな女性ボーカリストのバンドの後は、「チャウラファン(チャーハン)」という不思議な名前のバンド。なかなか楽しいコンサートでした。
1組目のバンド。女性ボーカルがパワフルで、
大人な雰囲気でした。

チャウラファン。
1組目よりポップな感じ。

 その後、夜8時からすぐ近くの「カサ・デ・ラ・クルチュラ(文化の家)」という大きなコンサートホールで、ナショナル交響楽団のコンサートがあるということで、そっちに移動。なんどこれも無料!オーケストラコンサートが無料!しかも、ナショナルバレエ団とのコラボもあるのに無料!キト、太っ腹です。

 曲目は、クラシックではなく、キトに関連のある曲やサルサの曲が中心で、有名な曲はお客さんも一緒になって歌っていました。バレエ団やサルサダンサーとのコラボも素晴らしかった!ビバ・キト!
カサ・デ・ラ・クルチュラ。
立派なコンサートホールでした。
2階席もあります。

外からみたカサ・デ・ラ・クルチュラ。
黄色いベストは警察官です。

1組目のコラボは、歌手と。

ギターのバンドとのコラボ。

バレエ団とのコラボ。
美しかった!

サルサグループとのコラボ。
衣装も踊りもセクシーです。

 コンサートが終わったのが10時前。家まで1時間近くかかるので、家に着いたのは10時45分。翌日も仕事で、朝5時20分起きです。モニカは明日も行く?と誘ってくれたけど、さすがに2日連続は…と思って、火曜日はパス。でも、水曜日は、木曜日は祝日で仕事はお休みなので、コンサートに連れて行ってもらいました。

 水曜日のコンサートは、キト北部にあるカロリーナ公園で行われました。エヒド公園より大きな野外ステージが設営され、やっぱり無料。有名ミュージシャンが出演するらしく、たくさんの人で大賑わいでした。この日は、パパ、ママ、弟のラミロ、そしてモニカの友人たちと大勢のグループでした。最後に出てきたバンドが一番の目玉らしく、老若男女問わず大人気!サルサのバンドということで、周りは一緒に歌ったり踊ったり、キテーニョたちは思い思いに楽しんでいました。12時を過ぎてもコンサートは続いていく様子でしたが、さすがに眠気と立ちっぱなしで足が痛いので、帰りましたが、いったい何時まで続いていたのか。
野外コンサートステージ。
広いので、バンドは米粒サイズ。

照明も凝っています。

昨日のメンバー。
わたしの右がモニカ。左後ろがママ。その後ろがパパ、その隣がラミロです。

 こういうコンサートが数年前に始まったそうです。カロリーナ公園の前の大通りでは、ダンスは大きいスピーカーを持ち込んだ若者たちが自主的に踊っていました。ほんと、エクアドル人は音楽とダンスが大好きです!来年は、どんなお祭りになるのか楽しみだな。

2012年12月1日土曜日

引っ越し完了

 今日は、引っ越しの日です。3週間前に引っ越しが決まって、ちょっと楽しみちょっと不安ちょっと罪悪感が混ざった複雑な気持ちでしたが、いよいよです。

 ママは昨日からグアヤキルに出張中、パパは朝から出かけてしまっていました。起きてから、最後の荷物を詰めて、シーツとタオルを洗濯して、部屋を掃除して・・・あっという間に出発予定時刻の10時です。家政婦さんとその娘さんに荷物を運ぶのを手伝ってもらい、タクシーで新しい家へと向かいました。
5か月で、やっぱり荷物は増えていました。
増えることはあっても、減ることはないからね。

4か月間お世話になった部屋。

 新しい家は、一度行ったことがあるだけでなので、道案内はできません。住所はあるけど、有名な通りじゃないみたいです。タクシーの運転手さんに、
「ここに行きたいんだけど。」
と、以前行ったときに印をつけてもらった地図を見せると、
「うーん、ここ行ったことないんだよね。まあ、行ってみるか!」
とちょっと不安なスタート。私が地図を見ながらナビをして、なんとか印のところに到着しました。新しいママに、
「着いたよ。外にいるよ。」
と電話して、待ってみるけど出てこない・・・。しばらくして電話が、
「あなた、どこにいるの?」
どうやら、違うところみたいです!!電話を運転手さんに代わって説明してもらい、一度おろした荷物をまた積んで出発!今度はちゃんと到着しました。ふう、よかった。

 新しい家は、一軒家。とっても大きなおうちです。私の部屋は、2階の突き当たりにあります。家族は、パパ、ママ、娘のモニカと息子のラミロの4人家族。そして、大きな黒い犬と猫がいます。私は猫アレルギーだから触れないのが残念。
新しい部屋。

今度の家も、wi-fi飛んでます。

部屋のまどからの景色。
夜はこんな素晴らしい夜景が!!

新しい建物が多いです。
アパートが多いみたい。

 お昼ごはんを食べた後、ママと一緒に学校に通う練習をしました。月曜日からは、メトロバス(スペイン語ではブス)で通うことになります。家から歩いて5分のバス停に行き、5分くらいバスに乗って、オフェリアというバスターミナルに行き、メトロに乗り換え、約30分後に降りたら、少し歩いてまた違うバスに乗ると、学校に着きます。家を出てから、約1時間。やっぱり朝6時に家を出ないといけない感じです。それ以上早いと暗くて危ないので、6時ぴったりに出ることにします。
オフェリアのバスターミナル。
黄色いのがメトロブス。2両連結です。

 3つ目のエクアドル人家族との新しい生活が始まります。この家族の生活スタイルを早く把握して、自分の生活リズムが作れるといいな。

2012年11月30日金曜日

フィエスタの始まり!

 12月6日は、キト独立記念日です。でも、お祭りは1日だけではなく、12月上旬は、街全体がずーっとお祭りなんだそうです。

 今日は、学校でもフィエスタ(パーティー)がありました。そのパーティーのため、今日は短縮授業。1コマ50分の授業が20分に短縮されたので、9時40分に授業が終わりました。そして、学生たちのフィエスタの始まりです。

 といっても、私はちょうどその時間に用事があって出かけていたので、最後の10分くらいしかフィエスタを見ることができませんでしたが、レイナ(女王)の発表にはギリギリ間に合いました。ミスコンがあるのです。
 
 今年のレイナは、アレクサンドラでした。どういう審査があったのかは、見ることができなかったけど、審査員の3人の先生が決めたそうです。
ちょうど、舞台にレイナ候補者たちがのぼっているところでした。
各クラスの代表者5名。ドレスがかわいい!


今年のレイナに選ばれたアレクサンドラと。
頑張り屋さんな女の子です。

 その後、学生たちは「踊りに行ってくる~!」と言って帰っていきました。私も誘われたけど、残念ながら仕事が・・・。踊るところは「ディスコテカ」というのですが、昼間から開いているディスコテカもあるそうです。

 そして、私たち職員は、みんなでお昼ごはん。大人のフィエスタです。ごはんを食べて、ちょっと踊った後、トランプ大会が始まりました!これにはびっくり。「クアレンタ(40)」というゲームです。何人かにルールを教えてもらったのですが、残念ながらイマイチおもしろさがわからず。
今日のお昼ごはん。「フリターダとモテ」
フリターダとは、豚肉を揚げたもの。
モテとは、トウモロコシの大きいやつ。
エクアドルで人気の軽食です。

4人1グループで、トランプ大会が始まりました。

各テーブルで盛り上がっています。

 来週からは、本格的にキト全体でフィエスタです。毎日いろんなイベントがいろんな場所であるそうです。どれかには行ってみたいなぁ。明日は引っ越しなので、新しい家族にきいてみたいと思います。

2012年11月26日月曜日

学生にマジギレ5秒前!

 今日、とっても腹が立つことがありました。一言でいうと、「学生、甘ったれんな!」ってことです。

 今日の授業は、休み時間後の10時半からときいていたので、朝はのんびりできるなーと思っていたら、カルメンが「C組でこの課題を返すから、一緒にきて」と言います。そうか、とうとう返すのか。

 課題とは、先日私が授業で紹介した教材(研修会で先輩隊員が紹介してくださったもの)と同じものを作ってくるというものです。採点は、私がしました。授業で実際に使って、学生たちにも体験してもらったんだから、そんなに難しい課題ではないだろうと思っていました。ところが、採点してみたところ・・・ひどい!ひどすぎる!!ちゃんと教えたのに、サイズも長さも全然違う!こんなものを作るってことは、学生たちはこの教材の意味を理解してなかったんだ。私がどれだけ時間をかけて、この教材を作ったか!!イライライラ・・・。
2年生(日本の1年生)用算数タイル、教師用。
左から1、5、10のタイルです。

2年生用算数タイル。
子ども用。

紙で箱を作る技術は、エクアドルで大人気。

3年生用算数タイル。教師用。
緑は100。

3年生用算数タイル。子ども用。


学生たちの課題の山。
これを1個ずつほどいて、タイルの数と大きさを確認して・・・。
かなり大変な作業でした。
学生のレポート。
私が授業で説明したことをまとめます。

 そして今朝、採点した教材を返却しました。すると、カルメンが、
「今から会議になったから、カズノ、この教材を返却して、説明しておいて!」
・・・またしても、授業中に会議です。もし私がいなかったら、学生を放置??授業最優先じゃないのか?・・・まあしかたがない。数人の学生に手伝ってもらって、返却しました。
 
 その後、全体の前でコメント。すべての教材の大きさと数を黒板に書き、大きさは適当ではいけないということを説明しました。「何か質問ある?」というと、何も言わないので、「ほんとにわかったのかなぁ。」と思いつつ、片づけをしていました。すると、ようやく学生は自分の採点されたものを見直し始めたらしく、次々に「カズノ!ちょっと来て!」と呼びます。
「どうしてこれじゃだめなの?」

「だって、これは10のタイルなのに、1が10こ入らないでしょ。大きさは重要だよ。」
「色は、2色っていったでしょ。」
「大きさが違っているから、そんなに点はあげられない」
1つ1つ答えていきました。あ~あ、やっぱりわかってなかったんだなぁ・・・。

 しばらくして、カルメンが教室に戻ってきました。カルメンが学生に、「何か質問はある?」というと、学生たちが次々に文句を言い始めました。

 「それぞれのタイルが何個かなんて、言わなかった」 →言いました!!そうじゃなくっても、手元にあったんだから、自分で数えなさい!

 「どういうレポートを書くなんて、言わなかった」 →これは私じゃなくってカルメンだけど、言っていたと思うけどなぁ。

などなど、自分の点数が悪いので、文句たらたらです。自分たちがちゃんと授業を聞いてなかったり、努力が足りなかったことを棚に上げて!!

 さらに、「それぞれのタイルの数を教えて欲しい。」という質問が!!最初に黒板に書いたのに!彼は、私が説明している途中で、「教科書をとってくる」と言って教室を出て行ったため、気づかなかったみたいです。その後、ほかのことを書くのに消してしまいました。でも、その板書は彼が戻ってきた後もしばらくは残っていたはずだけど。

 カルメンが、再度書こうとしたので、私は
「待って!それは最初に説明したの。他の人が知っているはずだから、自分で友達にききなさい!」
とカルメンを止めました。当然です。私は、日本の子どもたちにだって、すでに説明したことを質問してきた子には、「それはもう話しました。友達に聞きなさい。」と言います。甘ったれんな!!

 今日つくづく感じたのは、学生はまだまだ子どもだということです。課題の点数が悪かったことを、自分の準備が足りなかったと反省するのではなく、「知らなかった」と堂々と言えるなんて、わがままな子どもと一緒!!教材を作るときに、大きさや数がわからなかったら、私に質問に来ればいいんです!「教材を見せて」とオフィスに来た学生は数人いて、彼らにはちゃんと教えてあげました。そのくらい、考えればわかるだろう!!

 この甘ったれの学生たちには、今後は厳しくすることに決めました。今日も別のクラスでの授業で、トイレ休憩の5分間を、腕時計できちんと測り、時間になったら学生がいなくても授業を再開することにしました。そうでもしないと、5分休憩と言っても5分で帰ってこないからです。授業中にこっそりおかしを食べている学生にも、「しまいなさい!」って注意しました。手紙を読んでいる学生にも。。先週は、あまりにずーっとこそこそおしゃべりするので、「どうして私が話してるのにおしゃべりするのかわからない!」と言いました。もっとスペイン語が話せれば、もっと説教してやるところですが、残念ながらこれが限界です(笑)

 イライラしてオフィスに戻ると、ホルヘが、「これも採点よろしく」と言って、2クラス分の教材を置いていきました。またイライラとの戦いが始まりそうです・・・。