キトで雨が降ると、日本と違う光景がみられます。みんな、ずぶぬれになりながら、走ったり、慌ててタクシーを捕まえようとしたりします。バスに乗ると、ずぶぬれの人ばかり。
これまでずっと、エクアドル人は、雨に濡れても気にしないんだと思っていました。でも、よくよく観察していると、やっぱり濡れるのはいやみたいです。
そこで1つ疑問が。「どうして、エクアドル人はカサをささないのか?」先日、同僚にきいてみました。
カルメンの答え。
「エクアドル人は、カサを持ってきても、どこかへ置きっぱなしにしてしまって、すぐになくしちゃうのよ。」
確かに、エクアドルで傘立てを見たことがありません。
ダビドの答え。
「朝は晴れてるから、カサはいらないと思って、持ってこないんだよ。」
確かに、キトの天気は変わりやすいです。さっきまで青空だったのに、あっという間に黒い雲におおわれて、ゴロゴロ雷の音が聞こえてきて・・・気づいたらざーざーぶり。
でもね、カサの保管くらい、意識すればいいんじゃない?こんな天気が1週間続いているだから、折り畳みカサをカバンに入れておいてもいいんじゃない??私は、毎日入れてるよ。
・・・やっぱりよくわかりません。今日も、帰宅時間に合わせたように、雨が降り出し、エクアドル人がずぶぬれで走る中、私は傘をさして帰りました。
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