2013年7月11日木曜日

言葉の壁?心の壁?

 エクアドルに来て、日常的にスペイン語を話すようになって、1年が過ぎました。新しく来た隊員の人に、

 「スペイン語、もうペラペラですか?」

と聞かれ、

 「うーん、まだまだ難しいよー。」

と答えました。もちろん、1年前と比べれば、上達はしているはずです。ボキャブラリーだって増えているはず・・・なんだけど、イマイチ自信が持てません。

 先日、サルサのレッスンで、先生に

 「カズノは、あんまりスペイン語話せないの?」

 と言われ、ショックでムキになって

 「そんなことないよ!しゃべれるよ!!」

 と答えてしまいました。この1年で、こんなに必死に、「スペイン語しゃべれる!」って主張したの、初めてかも(笑)

 でも、普段の自分を振り返ると、先生がそう思うのも無理はないなぁと思います。サルサの仲間は、10代から20代の若者たち。若者のスペイン語は早口です。さらに、先生はキューバ人。発音がエクアドル人とはかなり違うので、聞き取るのがとっても難しい。だから、彼らが何かおしゃべりで盛り上がっていても、私だけ理解できずポツーンとなってしまうことが多いんです。

 みんなのおしゃべりの輪の中に入ることはできなくっても、1対1なら、相手は私に合わせてしゃべってくれるし、会話できるんだけど、話しかけることに、なんだか臆病になってしまっています。だから、先生は、私がほとんどスペイン語わからないと思ったんだろうなぁ。

 今の私の状態、言葉の壁だけじゃなくって、心の壁も作ってしまっています。私の周りには、私が変なスペイン語を話したからって、バカにするような人はいません。もっと自分の殻を破る努力をしないと!!

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