2013年10月31日木曜日

死者の日の特別な甘~い食べ物

 今年も、もうすぐ死者の日(ディア・デ・ディフントス)です。11月2日は、日本でいうお盆。死者の日には、特別な食べ物があります。コラーダ・モラーダと、グアグア・デ・パンです。

 コラーダ・モラーダは、ブラックベリーとパイナップルの果実が入った、甘くて温かくてどろっとした飲み物。血を表しているそうな。グアグアとは、キチュア語で子ども。子どもの形のパンです。死者の日にこれらを食べるのが、インディヘナの習慣だそうです。でも、10月に入ったあたりから、街中のパン屋さんやカフェテリアでは、コラーダ・モラーダとグアグアが売りだされます。それぞれのお店で、オリジナリティーがあって面白い!

お店もグアグア仕様。

シラノというお店のポスター。

アンバトというお店のポスター。
目はレーズン、中にはチーズ入。

中はモラ(ブラックベリー)のジャム。
コラーダ・モラーダとのダブルはちょっとつらかった。

中はマンハール(
練乳のようなクリーム)

ニンジャ・タートルズのグアグア。
オーナーがオランダ人だからか、ユニーク。

近所のパン屋で買ったグアグア。
持ち帰るまでに色が崩れてしまうのが難点。
行事の特別な食べ物なので、職場や学校で、みんなで頂きます。小学校では、ママたちが人数分のコラーダ・モラーダを持ってきてくれました。その場に偶然居合わせた私にも、1つくれました。ありがとうございまーす!

同僚と食べたり。
子どもたちと食べたり。
死者の日当日は、インディヘナの方たちは、お墓でこの2つを食べるんだとか。今年が最後なので、見に行ってみようかな。

2013年10月28日月曜日

頑張れ、先生のヒヨコたち

 今日は、先日も書いたように、学生の実習を見に行けることになったので、同僚について、郊外の小学校に行ってきました。

 実は、先週水曜日も行ったのですが、新しいレクトーラも一緒に行ったところ、授業後私が学生の授業について話をしようとすると、それを遮って話しだし、時間切れになり、言いたいことの半分くらいしか言えず、ものすご~く頭にきたので、ブログに書く気になりませんでした。今日も、予定ではレクトーラも一緒のはずだったのですが、急用で行けなくなったおかげで、充実した活動になったので、ブログに書きます♫

 以前から同僚が、
 
「私の担当する学生たちは、去年カズノが教えた黒板の使い方を実践して、とてもいい授業をしているのよ!ぜひカズノに見てもらいたいわ!!」

 と言っていました。とはいっても、前回見た授業は、黒板の使い方はとにかく、授業の内容はダメダメだったので、あまり期待してはいませんでした。

 今回の1人めの授業者は、アンドレア。カルメンも絶賛していた、うちの学生には珍しく、優秀で勤勉な女の子です。そうそう、彼女がどんな授業をしているか、一度見てみたかったの!

 予想通り、子どもたちも落ち着いているし、とってもいい感じ。テーマは、「6桁の繰り上がりのあるたし算」。ここエクアドルでは、6桁の筆算まで教えるんです。日本では、4桁まで。それ以降は同じことの繰り返しだからです。この国のずさんなカリキュラム、残念ですが教科書にあるからには教えないわけにはいきません。

5桁の足し算までは習っているんだから、簡単だろうと思いながら、問題に取り組む子どもたちを見てみると・・・あれれ?28人中、できてるのは3人くらい。あとは、トンチンカンな計算をしていたりとか、全く手をつけていなかったりとか。この子たちの学力、6桁の計算をするところまで至っていない!!アンドレアも、個別指導に大忙し。
アンドレアの教室。

 もう1人は、マリアナ。彼女は、「長方形の面積の求め方」。私が去年紹介し、カルメンが課題にも出した面積の教材を使ってくれていました。黒板もきれいにまとまっていたけど・・・子どもたちがメートルと平方メートルを間違っているのに、指摘せず。うーん、まだまだだなぁ。

マリアナの授業の黒板。板書計画がきちっとされています!
授業後、今回は誰にも邪魔されずに、彼女たちと話すことができました。2人とも、ああそうか、というふうに、素直に私のアドバイスを聞いてくれました。まだまだ未熟ながらも、私が教えたことを実践してくれているのを見るのは、やっぱりうれしいです。去年1年間の活動、無駄じゃなかったかな。

 付属小学校の先生たちの授業と、学生たちの授業、それほど差がないことに気づきます。未来のある彼女たちには、力のある先生になってもらいたい!

 それにしても、今回も前回も、同僚は私が気づいたことを全く指摘しませんでした。授業の内容ではなく、黒板だけを見て、「素晴らしい授業でしょ!」と私に言うのです。いやいや、黒板がよければ授業がいいわけじゃないから!!学生たち、時々間違ったこと教えてるよ!!

この学校の校長先生(中央)と。気さくな先生でした。また会いたいな。

2013年10月27日日曜日

上り坂がハードなマラソン大会

 日本はもうだいぶ涼しくなって、スポーツの秋でしょうか?ここエクアドルは、四季がありませんので1年中スポーツに最適の気候です。

 ということで、マラソン大会に参加してきました。「Quito 21K」という、ハーフマラソンの大会ですが、ハーフを完走する自信はまだなく、10キロの部もあったので、それに参加しました。

 スタートとゴールはプラサ・デ・トロス、闘牛場です。といっても、キトでの闘牛は去年から禁止になってしまったので、この闘牛場は今のところ開店休業中。これからどうするんだろう?
黄色い建物が闘牛場。キトだけでなく、各地にあります。
もうすぐスタート。
 
10キロもハーフも、10キロ地点までは一緒のコースです。最初の4キロはほぼずーっと上り坂。このコースは、何度も車で通ったことがあって、上り坂だってわかっていたはずなのに、いざ走ってみると想像以上にハード!一度も歩かないことが目標だったのに、さすがにバテバテで歩いてしまいました・・・。まだまだだなぁ。

 5キロ走ると折り返しなので、トップ集団とすれ違うことになります。さすがトップ集団はものすごいスピードです!これからまだ15キロ以上残っているのに、私の全力疾走並みのペース!!
トップ集団。21キロ走るとは思えないスピード。


黄色いのが警察官。交通整理中。

私は自分のペースでゆっくりと。


 上りがあれば、当然下りもあるわけで、残り5キロはほぼ下り坂。楽に走って、ゴール!

完走しました!雲1つないいい天気。

 2週間後の10キロの大会にもエントリーしてます。ここ最近サボリ気味だったけど、大会に出るという目標があると、やる気もでます。頑張ろう!
 

2013年10月17日木曜日

不思議な分度器

 約2週間、付属小学校の授業を見せてもらって、今週から、その中でも3人の先生と一緒に活動することにしました。基本的には、①一緒に授業計画を立てる→②授業をしてもらう。私は観察。→③反省会、という流れです。この3人の先生、みんな私より10歳以上年上なので、私が言うことをどう思うんだろう。。。と不安だったのですが、予想以上に私のアドバイスを素直に受け入れてくれて、びっくり!経験があっても、「授業をどうやっていいかわからない。」という状態なら、受け入れてもらえるのかな。新しい発見です。

 火曜日の、アントニオの授業にて。5年生の授業で、「角度」の勉強でした。

 この授業中に、びっくり分度器を発見!!


  0、10、20、30、40、50、60、70、80、90、80、70・・・・

  この分度器で測ると、120°の角は、60°になってしまいます。これ、だめでしょ!なんてこったい!!この分度器を使っている子どもも、やはり間違えていました。そりゃそうだー!

 こんな分度器が作られている国(エクアドル製かどうかはわかりませんが)、それを子どもに買い与える親・・・。この国の算数の学力向上、まだまだ道のりは遠いなぁ・・・。

2013年10月15日火曜日

祝☆エクアドル2014年W杯ブラジル大会出場決定!!

 日本はずーっと前に決まっていたので、「まだやってたの?」と思われるかもしれませんが、2014年W杯ブラジル大会南米予選は、今日が最終戦で、エクアドルは4位で南米予選を突破。2大会ぶり3度目のW杯出場決定しました!おめでと~!!(南米予選結果) ちなみに、初出場は2002年日韓大会だったんだとか。

 私自身、サッカーには全く詳しくないので、これまであえてこのブログでは言及してきませんでしたが、ここは南米。エクアドル人はもちろん、サッカーが大好きです。

 試合の日には、国中で黄色いユニフォームを着た人たちがあふれます。

9月の試合の日のショッピングモール。
赤い服は、ケンタッキーフライドチキンの制服。
試合中、男性スタッフはテレビに釘づけで、店の中は女性スタッフだけ!
ハーフタイムだけ仕事してた。
キトのオリンピックスタジアム。
3月のホーム戦開始前。黄色いユニフォームを着た人で大賑わい。

試合会場前のショッピングモール、試合当日だけこの看板が出ます。
「エクアドル、愛してる!」と書いてあります。

試合のある日は、黄色いユニフォーム姿で出勤、通学する人だらけ。

試合当日は、お店はこんな感じ。

ホテル兼レストラン。

ユニフォームを売るおじちゃん。
1枚5~10ドルくらいで買えます。
もちろん、コピー品。

  大会がある2014年6月は、私はもう日本にいます。協力隊員全員が思ってると思うけど、もし日本と任国が対戦したら、どっちを応援しようかな・・・?

2013年10月13日日曜日

アイスクリームの街、サルセド

 三連休3日目。この日は、登山をした同期メンバーとは解散。そのまま任地に帰る人もいれば、寄道する人も。私は、かねてから行きたいと思っていた、サルセドに寄ってから、キトに帰ることにしました。

 サルセドという街は、ラタクンガからバスで30分くらいのところにある小さな街ですが、アイスクリームの街として有名です。キトから南に向かう際、バスがこの街を通過するのですが、必ずアイス売りがバスに乗り込んできます。私は、これが楽しみで、毎回サルセドの街を通るころになると、自然と目が覚めるようになりました。でも、サルセド隊員の美冬さんいわく、
「売りにくるアイスより、店で食べるアイスの方がおいしいよ。」
とのことだったので、いつか行ってみたい!とずーっと思っていました。

 街のあちこちに、アイス屋さんが!!






公園にいる人たちも、みんなアイスを食べている!!

 美冬さんに、おすすめのアイス屋さんに連れて行ってください!とお願いしたところ、2つあるとのこと。よし、両方行こう!アイスのはしごツアーの始まり~♪

 1軒目は、ミチータというお店。隊員の間でも人気のお店です。たくさん種類があるなかで、珍しいアボガド味を選びました。アボガドのアイスクリームってどんなだろう??食べてみると、うん、おいしい!思ったよりしつこくなくって、ほんのり甘い。
エラデリア ミチータ

こんなにたくさん種類がある!

どれにしよう?かなり迷う・・・。
最終的に、食べたことのないアボガドに決定!

 2軒目は、フルーツ100パーセントのアイス屋さん。ここでは、ミカン味を選びました。ここもおいしい!ジェラードのように柔らかく、砂糖よりもフルーツの自然な味。うん、おいしい!
ミカン、ラズベリー、グアナバナ、キウイ、イチゴ、ナランヒージャ、パイナップル等など。どれもおしいそう!!
今が旬の、ミカン味。自然なフルーツの味でした。

 そして、おまけ。エクアドル中、どこに行っても、見かけるBON ICE。ここのアイスは、お店では売っていなくって、街中をアイスが入ったカートをひっぱるおじさん、おばさんを見かけたときにだけ買えるアイスです。1つ15センターボ(約15円)からと、お買い得。味は、チューペットみたいなのです。このカートを見かけること自体は全く珍しくないのですが、さすがアイスの街サルセド、レアなカートを発見!
このドラム型のカードの中に、様々な味のアイスが入ってます。
アイスティー味が新発売らしい。

クマだー!
キャラクターのクマの形のカートです!!初めて見た!!

 ということで、アイスを満喫した1日でした。美冬さん、案内をありがとうございました!!ちなみに、どうして寒いこの街でアイスが有名なのか、誰も知らないんだとか。なんでかな~?!

2013年10月12日土曜日

世界最高の活火山、コトパクシ山に登る!

 11日~13日は、三連休。同期全員で、登山することになりました。登るのは、世界最高の活火山、コトパクシ。

 コトパクシは、キトから南55キロにある標高5897メートルの山です。天気がいいと、キトの街中からも見ることができます。形は富士山に似ていて、とってもきれい。

キトから見たコトパクシ山。キト観光局のFacebookページより。
 車に揺られること、約1時間。外を見ると、雨が降ってきました。天候はよくなさそう。。。登山スタート地点が、標高約4500メートル、ここから山小屋のある4800メートルまで登り、最終的には、氷河のある標高約5000メートルまで登ります。
スタート地点の駐車場。連休の中日のせいか、人がいっぱい。

コトパクシ国立公園の看板。頑張るぞー!

 登山をしよう!と来てみたものの、実は私は高地があまり得意ではありません。以前チンボラソ山に登った時も、息が苦しくってゆーっくりとしか登れない。ちょっと不安でした。でも、今回のガイドは、私でも平気なくらいゆーっくりなペースで、時々休憩を入れてくれて、私たちの体調を確認しながら歩いてくれました。おかげで、以前ほど苦しい思いをせずに楽しみながら登ることができました!
雲が流れて、氷河部分が見えてきた!

 1時間ほど歩いて、4800メートル地点の山小屋にて、トイレ休憩をしてから、次は氷河をめざして登ります。後からママに聞いた話では、以前はこの山小屋にも氷河があったそうです。温暖化が進んでいる証拠です。
霧に包まれた山小屋。
この時点で、ひょうも降ってました。

標高4864メートル地点にいます!

 約5000メートル地点、氷河です!人生最高地記録、更新!!ガイドさんが、
 「ジャンプをして写真を撮ろう!」
というので、ジャンプしてみました。
ちなみんと、ジャーンプ!

氷河を登る・・・フリです、もちろん。
ここからは、本格的な雪山登山になります。

 標高5000メートルまで登っても、それほど体調に影響は感じられなかったのですが、車に乗ると頭痛と吐き気が。吐き気は、きっと車酔い。帰り道は、車でずーっと目をつぶっていたら、ラタクンガに着くころには治りました。1年以上、標高2800メートルのところで生活していて、体が高地に慣れてきたのかな。

 エクアドルにいる間に、もう1度くらい、登山に挑戦してみたいな。次はどの山に行こうか・・・。

2013年10月10日木曜日

会議でイラッ!

 今日は、午後から会議がありました。新しい校長と、副校長に昇格したシーラ、付属小学校の校長先生バチータ、そして私です。これは、シーラが招集したもので、私のこれからの活動について、みんなで話し合おうとのことでした。といっても、私の中では、前のJICAも交えた話し合いで、これからは付属小学校を中心に活動していくってことで、自分の中ではけりがついてるんだけど・・・?

 会議ではまず、シーラに、

「JICAとの契約もあるし、カズノには教員養成校でも活動を続けて欲しい。」

と言われました。それは、前にJICAスタッフとの話でも出ていました。月1回、郊外で教育実習をしている学生たちが集まるから、そこで研修をしてほしいとのこと。でも、実際のところ、私は付属小学校での活動を頑張ろうと気持ちを入れ替えたところだったので、正直あまり気分はのりません。

 「私だって、学生たちの指導は続けていきたい。でも、私は教員養成校の車に乗れなくって、実習を見に行くことができないんだから、学生たちの実態がわからない。それなのに、研修をするのは難しいと思う。」

 と、新しい校長が、

 「でも、去年までいろいろ見てきたんでしょ。それについてやればいいじゃない。ほら、この前の中間活動報告会でも、気になる点について発表してたでしょ。それについて、学生に教えてあげて。」

 ここでまず、イラッ!新しい校長は、私が去年1年間、何をしてたか知らないんです。報告会っていうのは、それまでの活動を発表する場なの!あなたが聞いた私の報告は、全部やってきたこと!!

 「でも、今実習をしている学生たちには、私が教えたいことは全部教えてきた。黒板の使い方も、教材の使い方も、正しい知識も。これ以上教えることはない。」

 そう、知識としては全部教えてきた。あとは、授業を通して力をつけていくだけ。でも、私はその授業を見ての指導はできない・・・。

 すると、新しい校長が、

 「でも、カズノと一緒に学生の授業を見に行った先生が、カズノは何することがないって言ってたわよ。」

 なに~!!!???聞き捨てならない発言。思わず大きい声で、

 「それは、年度の初めで、算数の授業がなかったからでしょ!!誰がそんなこと言ったの!!!」

 普段にこにこしている私が、大声を出したので、新しい校長はびっくりした様子で。

 「それはそうね。算数以外の授業を見たってわからないものね。」

 と言い、

 「それなら、次からは算数の授業があるか、確認してから行くことにしましょう!」

 と、よくわからないうちに、私はまた郊外の小学校の実習を見に行けることになったみたいです。私のスペイン語力では、何がどうなってそういう結論になったのかはわかりませんでしたが・・・。

 要するに、前回JICAスタッフとの話し合いで私が教員養成校の車に乗れないのは、ガソリン代のせいだと言われたけど、もしかすると、誰かが私が実習校で何もしていないって報告したからなのか?!

 そんな報告をしたと思われる人は、1人しか思い当りません。彼は、カルメンの代わりに私の面倒を見るのが面倒臭いと思ったんでしょう。それにしたって!!!彼の言葉をそのまま信じた校長にも腹が立つ!!

 まだまだ怒りはおさまりませんが、とりあえずまた学生の実習を指導しに行けることになったみたいです。一度しまったモチベーションを引っ張り出して、頑張ろう・・・かな。

2013年10月8日火曜日

ツナミのその後

 ツナミの続報を書かずに、しばらく時間がたってしまいました。

 JICAスタッフと、新しい上司と話し合った結果、付属小学校にて活動をさせてもらうことになりました。郊外の小学校で実習をしている学生たちの指導も続けたかったのですが、配属先の車のガソリン代を、同僚が出し合うことになったそうなので、わたしは乗れなくなってしまいました。

 せっかく、1年間新しい算数の教え方を伝えてきた学生たちに、指導できなくなってしまうのは、とっても残念です。残った同僚たちは、私たちがどうやって学生たちに教えてきたのか、全く知りません。だから、学生が疑問を持っても答えられないし、もしかしたら、新しいやり方を続けることをあきらめてしまうかも・・・。でも、しょうがない。1人でも2人でも、私たちが伝えた教え方を続けてくれることを願って・・・!

 付属小学校の校長先生、バチータは、以前から私の活動にとっても興味を持ってくれていました。他の学校の先生に向けた研修会に参加してくれるだけでなく、夏休みなど時間があるときに、先生達に研修会を開いたりもしました。

 バチータと相談して、当分の活動は、

① 先生達の授業観察、助言
② 私が授業をして、先生に見せる
③ 月曜日か木曜日の午後、研修会をする

 ということになりました。でも、先週一週間、先生達の授業を見せてもらって、私が伝えたい教え方ではないにしろ、高い技術を持っている先生もいれば、知識そのものが間違っている先生もいます。前者の先生は、私は特に口出しをせず、それよりも後者の先生たちの力になれるような活動ができたらいいなぁと思っています。

 バチータが、子ども達に私を紹介する際、

「これから、カズノはこの小学校の先生なのよ。これまでよりも、ずっと長い時間ここにいてくれるのよ。」

と、言ったところ、子ども達(特に折り紙教室常連の3年生)は、大喜びしてくれました。私の顔を見ると、

「カズノ~!おはよう~!」

と、ぎゅーっと抱きついてきます。やっぱり子ども達はかわいいな、残り半年を、子ども達に囲まれて活動できるなら、それはそれでいいのかも、と思えてきました。

 ここ数週間、イマイチモチベーションが上がらない日々が続いていたのですが、ここ数日、ようやくちょっとずつですが気分が上がってきました。よし、頑張ろう!


2013年10月6日日曜日

革製品のおしゃれな街コタカチ

 今日は、キトからオタバロを経由して、約2時間半のところにある、コタカチという街に行ってきました。

 コタカチは、革製品が有名な街です。情報によれば、日本の約3分の1で買えるのだとか。この機会に、本革の革ジャンを買おう♪

 バスで到着すると、そこはこじんまりとして、きれいな街並みでした。小さな街なのに、おしゃれなカフェやレストランもあります。
コタカチのカテドラル(大聖堂)

 そして、革製品のお店が並ぶ通りに来ました。一軒一軒、のぞいてみると、ジャケット、バッグ、ポンチョなど、お店によってデザインも違うので、飽きることなく楽しめます。たくさん試着してみました。
いろいろなデザインのバッグ。

ランドセルみたいな形のキャリーバック。

革ジャンも、バラエティに富んだデザイン。

カラーのバッグも。

ブーツ!日本に持ち帰ることを考えなければ買いたいのに。

 いろいろお店を見て回り、結局は1番初めに試着したジャケットを購入。値札には、125ドルと書いてありましたが、おばさんが、
「100ドルでいいよ。」
というので、これはもうちょいいけるかな?と、
「90ドルでいい?」
というと、あっさりOK!90ドルで革ジャンを買いました。

 もう1つは、お店で見つけて気になったポンチョ。これも、うーん、と悩んでいるうちに、
「25ドルだけど、22ドルでもいいよ。」
うーん・・・・
「じゃあ、20ドルでいいよ!」
と、悩んでいるうちにどんどん値下げしてくれたので、買うことにしました。
これを着て日本に帰ります!

革のポンチョ。結構あったかいよ。

 帰国は来年3月。この革ジャンを来て、成田空港に降り立とうと思います!