2012年12月26日水曜日

同期の任地を訪ねて その弐 ~ビーチでクリスマス~

 22日から25日まで、4連休でした。連休といえば、旅行!いかに、仕事を休まずに旅行するかが、私の今の課題です(笑)4日間あるので、普段行けない遠いところへ行きたい・・・ということで、同期のじゅんちゃんが住む、バイーア・デ・カラケスに行くことにしました!同期のちなみんも一緒です。

 バイーア・デ・カラケスは、コスタ(海岸地域)にあります。キトからは、バスで約8時間。標高2800メートルから0メートルへ、山を下る旅です。「クリスマスは、たくさんの人がコスタに行くから、バスは混むよ」と聞いていたので、2日前にチケットを買い、22日朝10時半にキトを出発!3時間くらい過ぎたころから、蒸し暑く感じるようになってきたので、靴と靴下を脱いで、サンダルに履き替えました。6時半には着くと予想していたのに、バイーアに着いたのは夜8時ちょっと前。9時間半の長い長い旅でした。

23日の朝ごはん。セボジャード。魚と玉ねぎのスープです。
右にちらっと写っている、チフレ(バナナチップス)を入れて食べます。
魚うまい!
翌日23日は、じゅんちゃんのガイドでバイーア観光。まずは、じゅんちゃんの同僚の家へ遊びに行きました。ニワトリとブタを見て、おいしいフルーツをごちそうになりました。こちらでは、今マンゴーのシーズン。完熟マンゴーが5個1ドルと激安なのです。他にも、パパイヤ、スイカ。パイナップル・・・コスタのフルーツはおいしいな。
山盛りのフルーツ。激安激うま!

 その後、バイーア全体が見渡せる展望台へ。海岸沿いはマンションが立ち並んでいます。まさにリゾート地!シエラとは全然違う雰囲気です。
上の方がセントロ(中心街)。近代的なホテルが立ち並んで、
まさにリゾート!

 その後、お昼ごはんを食べた後、「イスラ・デ・コラソン(ハートの島)」へ!ここは、私がガイドブックで見つけて、じゅんちゃんに「ここに行きたい!」とお願いしたところ、じゅんちゃんが周りに聞きまくり、行き方を調べてくれたのです。じゅんちゃんの親戚が連れて行ってくれるというので、港に向かい、ボートに乗り込みました。ボートの値段は、1時間12ドル。イスラ・デ・コラソンへ行くと3時間かかるといいます。おばちゃんと36ドルね、と確認して、出発!これが、後でバトルを引きおこします・・・。
海風が気持ちいい!

 30分くらいボートに乗って、イスラ・デ・コラソンの入り口に到着。わくわくしながら待っていたら、環境省の人が乗り込んできて、

「今日は、もうガイドがいない。ガイドなしでは、島には入れない。」

 何だって~~??!!だったらどうして、おばちゃんはボートを出したの??もし島に入れないってわかっていたら、ボートには乗らなかったのに・・・。

 島には入れないけど・・・と言って、ガイドさんが1人ボートに乗ってくれて、そのまま島を一周し、いろんな鳥を見ることができました。マングローブの上に、ペリカンやいろいろな鳥(スペイン語の名前だったのでわからず)がいました。きれいだなぁ。上陸したらもっと面白いだろうなぁ。
イスラ・デ・コラソン。ハートの形の島です。上から見ればわかるのかな。

マングローブに囲まれています。
よーく見ると、黒い鳥がいっぱい止まっているの、わかるかな?

プカプカ泳ぐペリカン。

 その後、ボートでバイーアに戻る途中、ちなみんとじゅんちゃんと3人で、こっそり相談。(っていっても、日本語だからばれないんだけど)

「これって、値段はどうなるのかな?」
「だって、1時間12ドルって言ったよね。でも、島に上陸しないで1時間半しか乗ってないんだから、18ドルでしょ。」
「とりあえず、おばちゃんの出方を見よう」

 降りてから、おばちゃんと話したじゅんちゃんの親戚が言うには

「おばちゃんは30ドルって言ってる。」

 何で~~~?!1時間12ドルって言ったじゃん!すると、

「ガソリン代だ。3時間だったら、島の周りは回らなかった。だからガソリン代は同じ。」

 さんざんダダをこねましたが、最終的に30ドル払いました。ああ、悔しい!だってそもそも、ボートを出したおばちゃんがいけないんじゃん!!9年もこの仕事をしていて、どうしてガイドが4時までって知らないの??も~う!!

 翌24日。3人で相談して、まずカノアのビーチに行き、そのあとイスラ・デ・コラソンに再挑戦しようということになりました。

 バイーアからバスに揺られること約1時間。カノアに到着です。ここは、サーファーに大人気のビーチなんだそう。日本人が経営するサーフショップもあります。日本からも、サーファーがやってくるそうです。

 ここで、しばらく波とたわむれる。サーフィンに適したビーチだというだけあって、波が高い!気持ちいい!!
ビーチだーー!!

テンションMAX。波に立ち向かっておおはしゃぎ!

 お昼はもちろんシーフード。コスタの食べ物、セビッチェ(海鮮の酸っぱいスープ)を食べました。シエラ(山岳地域)では、なかなか海鮮は食べられないので、感激です。
海の幸ミックスのセビッチェと海鮮まぜごはんを食べました。

 そのあと、再びイスラ・デ・コラソンへ。昨日のおばちゃんに会うのは嫌だったので、今度はサンビセンテというバイーアとカノアの間にある街に行きました。ここからなら、別ルートがあるという話を小耳にはさんでいたのです。しかし!タクシーの運転手さんに連れて行かれたのは、港。「また、あのおばちゃんがいたりして」と話していたら・・・・いたーーーー!!昨日のおばちゃんです!会いたくなかった・・・。さらに、また今日はガイドがいないから無理と言われてしまいました。う~~~ん、どうやら、イスラ・デ・コラソンには縁がないみたい。おばちゃんとは縁があるけどね。

 気を取り直して、バイーアに戻って、バイーアのビーチに行くことにしました。ビーチに着いたのは夕方4時過ぎだったけど、再び海に入りました。すると、じゅんちゃんも初めての、バナナボートを発見!もちろん、乗りました!
なぜか子どもの団体と一緒。

振り落とされるのが楽しいんだよね。

 家に帰ると、体中がヒリヒリ。日焼け止めを塗り忘れた部分です。シャワーを浴びてから、じゅんちゃんの部屋でのんびりまったりしていると、じゅんちゃんのママが、

「今日は12時にごちそうだからね。11時40分くらいに呼ぶからね。」

 12時って、夜中の12時だよね??そんな真夜中に??エクアドルでは、クリスマスはキリストが生まれた日。キリストが生まれたといわれるクリスマスイブの夜中12時に、ごちそうを食べてお祝いするのです。遊び疲れて眠気もあったけど、頑張って起きて、12時ちょっと前に、クリスマスのごちそう、豚肉と鶏肉と、特別なパンをいただきました。そして、じゅんちゃんの家族とおしゃべりして、1時頃就寝。
夜中12時の食事にしては、ボリューム満点!
左がブタ、右が鶏肉。

ドライフルーツが入ったパン。甘くておいしい。

食事の用意をしてくれる、じゅんちゃんのママとおばあちゃん。
とってもかわいいママでした。
帰りのバスは、朝6時20分発。5時半に起きて支度をし、バスの中はずーーーっと寝ていました。ただし、コスタのパンはおいしいので、パンを売りに来た時だけは、起きてパンを買いました☆

 大充実のバカシオン(休暇)でした~!じゅんちゃん、いろいろありがとう!!

2 件のコメント:

  1. なにかといそがしそうですね!
    なんか軽く詐欺ってる感じもしますが。。。
    でも、楽しそうですね!!
    わたしは、冬休みなので、まったり過ごしています!!

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    1. ひなちゃん☆
      遊ぶのに忙しいように見えるよね?いやいや、平日はちゃんと仕事をしてますよ。でも、2週末連続で旅行に行ったので、ちょっと大変でした(笑)
      日本は、もう冬休みだね!それが終わったら、2か月半で卒業。なんだか寂しいなぁ。卒業までに、一度はスカイプでみんなの顔を見たいなぁと思っています。

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