2012年11月14日水曜日

一大告白

 今日は、ママに一大告白をしました。それは・・・「引っ越すことに決めたの。」ということ。

 実は、ここ1か月くらいずっと悩んでいました。私の家のママは、職場の副校長先生です。最初、JICAから同僚の家だと聞いたときは、正直「えっっっ??」と思ったのですが、普段の仕事ではあんまり関わらないだろうし、いっかと思っていました。事実、しばらくは平和でした。大人ばかりの家なので、家族みんながそろって話す時間がないとか、ママは食事を作らないので、夜ご飯は誰かが買ってくるか自炊かがちょっとさみしいなとか、なかなか洗濯機の順番がまわってこないとか・・・・細かい点で気になることはありましたが、まあ私も大人だし、そこは割り切っていけると思っていました。

 でもある日、カルメンとママの間で行き違いがあり、そのことでママに、「どうして私に言わなかったの?」と問われたときに、「これからカルメンとママの関係が悪くなったら、私は板挟みになるんじゃ・・・」と不安になりました。それ以後、ママに監視されているような気になってしまい・・・もちろん彼女にそんなつもりはないのはわかってるんだけど、少しずつストレスがたまるようになっていました。

 先輩隊員や同期隊員に相談した末、思い切ってJICAに「家を変わりたいんですけど」って言ったところ、OKがでました。そして、JICAが見つけてくれた家を、先週末見学してきました。

 その家は、今の家から車で15分くらいの場所で、大きくてきれいなおうちでした。通勤に1時間以上かかってしまう(つまり朝6時前に家を出なきゃいけなくなる)のが一番のネックで、1日悩んだけど、早く寝ればいいだけのことだし、同僚や学生も1時間以上かけて来ている人が多いし、と思い、「このおうちにします」と返事をしました。JICAスタッフもビックリの即決です(笑)

 問題は、「どうやってママに伝えるか」引っ越しても、仕事上ママとの関係は続くので、絶対にこじらせたくないところ。私の今のスペイン語力で伝えられるか・・・。何度も頭でシュミレーションをし、

「JICAが先日電話をしてきて、家が見つかったと言い、引っ越してはどうかと提案してきた。JICAは、以前から私が同僚と住むことを心配していた。過去の隊員が同僚と住んでいて問題があったそうだ。いろいろ考えた末、引っ越すことに決めた。」


 と伝えたつもりです。JICAにはちょっと悪者になってもらいました(笑)ママは、最初びっくりしていましたが、今問題があるわけではないこと、私はあなたたち家族のことは好きだということを強調し、最終的には、「カズノがそのほうがいいのなら」と言ってくれました。

 あー緊張した。絶対に正しく伝えなきゃいけないという点で、初プレゼンより初授業より緊張しました。

 引っ越し日は、12月1日です。あと2週間半はこの家でお世話になって、1日に引っ越します!新しい家族とうまくいくといいな。

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