2012年11月20日火曜日

地球は狭くなった!?

 昨日、駒ヶ根訓練所7班副班長、しのえさんのブログを読んで、私もちょこっと日本のことを考えました。

 エクアドル人によく、「日本が恋しい?」と聞かれます。その度、「そうでもないよ。」と答えます。だって、地球は狭くなったんだもん。

 私がアメリカの高校に留学したのは、1998~1999年。その頃は、やっとインターネットが普及し始めた頃でした。ホームスティ先には、パソコンがあってネットにつながっていたけど、アメリカのパソコンなので日本語入力ができず、日本語のサイトは見られませんでした。しばらくしてホットメールのアドレスを入手したけど友達みんながインターネットにつながるパソコンを持っているわけではなかったので、日本との通信手段は主に手紙でした。家族と友達と、手紙をもらうたびに、同じことを何度も書いていました。国際電話は高いし、留学団体からは日本に帰りたくなっちゃうからやめたほうがいいと言われていたので、家族と電話したのは確か2回だけ。友達とおしゃべりなんてできませんでした。

 インドにインターンに行ったのは、2004年。このころは、インターネットが普及していて、インドにはネットカフェもたくさんありました。でも、まだ日本語入力はできず。私は自分のパソコンを持っていなかったので、手書きで書いた手紙をスキャンして、それをメールに添付して送っていました。手間はかかったけど、一瞬で届くことに感激でした。しかも、日本語メールは読むことができたので、友達からのメールは読めました。たった2か月だったので、それで十分でした。

 そして2012年!ホームスティ先にはWi-Fiがあるので、自分の部屋でネットができます。スペイン語windowsのパソコンでも、設定を変えれば日本語入力ができます(Windows 7から)。Facebookで、世界中にちらばった同期隊員の活動の様子がわかり、情報交換ができます。ブログで近況を知らせたら、教え子たちがコメントをくれます。高い国際電話のかわりにスカイプで、家族はもちろん、同僚、友達、さらに教室にいる教え子たちともリアルタイムでおしゃべりすることができます!タダで。日本とエクアドル、飛行機では20時間、時差は14時間あるけど、一瞬でつながることができるのです。すごい世の中だ!

 きっと、以前の協力隊とその家族は、もっと大変だったんだろうなぁ。せっかくの便利なツールなので、これからもエクアドルでの生活の様子を伝えていきたいと思います!

0 件のコメント:

コメントを投稿