2013年1月11日金曜日

日本から絵手紙が届きました!!

 現職教員として協力隊に参加するにあたって、わたしの経験を日本の子ども達に還元したいってずっと考えていて、やりたいことが2つありました。

 1つは、スカイプで子ども達と話すこと。これは、9月に実現されました。短い時間だったけど、子ども達の元気そうな顔が見られて、うれしかったな。

 もう1つは、エクアドルの子ども達と日本の子ども達をつなげること。スカイプだと、時差があって、子ども達同士を交流させることができないので、その方法をずっと考えているうちに、facebookでの同期隊員の取り組みにヒントをもらいました。言葉は通じないけど、絵なら!!絵手紙を交換しよう!!

 110周年記念行事で先生も子ども達もとっても忙しいことは百も承知の上で、無理を言って図工の先生や担任の先生方に協力していただき、子ども達に絵手紙を描いてもらいました。テーマは「食べ物」。

 その子ども達からの絵手紙が、先日手元に届きました。1年生から6年生までの子どもたちが、心をこめて描いてくれた日本の食べ物の絵。力作ぞろいでした。1枚1枚、スペイン語に訳しながら、子ども達の顔がうかんできました。
さすがの力作ぞろいだった、6年生の作品。
全学年から集まりました。本当にありがとう!

 金曜日、それを持って、付属小学校の校長先生のところへ、お願いに行きました。
「日本の子ども達が、こんな絵手紙を送ってくれたんです。ぜひ、ここの子ども達に見せて、お返事を描いてもらいたいんですが・・・。」
とお願いすると、
「いいわね。じゃあ、休み時間が終わったら来て。」
と、さっそくOKがもらえました!!

 そして、まずは先日研究授業に協力してもらった、6年生(日本の5年生)の教室へ行きました。
「日本の子ども達から、こんな手紙が届いたよー。」
「あなたたちも、エクアドルの食べ物を紹介する手紙を描いてくれる?」

先生が、「エクアドルの食べ物って、どんなものがある?」
と問いかけると、みんな次々と手を挙げます。

 110周年記念誌を見せて、こんな学校の、こんな子どもたちが描いてくれたんだよって言ったら、興味津々にのぞきこんでいました。記念誌の最後のページの航空写真は、特に衝撃だったみたいです。
「建物がたくさんあるー!」
「この高いの、何ていうの?」←東京スカイツリーのこと
「この子の名前、何ていうの?」
とたくさん質問されました。
記念誌を見て、「これ、なんて書いてあるの?」

航空写真のページは特に人気でした。

時間をかけて、丁寧に描いてくれました。

完成した子から、絵手紙を見にきます。
日本食といえば寿司しか知らない子ども達、興味津々です。

完成した絵を手に、「ウィスキー!」
(エクアドルでは、写真の掛け声はウィスキーと言います)

 エクアドルの子ども達にとって、日本は「のび太と悟空の国」。遠い遠い国だけど、ちょっとは身近に感じてもらえたかな?

 横川小学校の子ども達、先生方、本当にご協力ありがとうございました!3月上旬くらいには届けられると思いますので、楽しみにお待ちください!

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