こちらエクアドルでも、日本より14時間遅れで新年を迎えました。年末は、同期の仲間とそのお友だちがキトに来てくれたので、にぎやかな年越しになりました。
エクアドルの年末は、女装、人形、そして花火。先日、職場での忘年会でも、同僚が女装していたことをお伝えしましたが、これは年末の風物詩のようです。31日は、友達をセントロ・ヒストリコ(旧市街)に案内したのですが、町中に女装した男性が、バックを持って道をうろうろ。道行く人や、車・タクシーを止めて、バックに小銭を入れろといいます。後日同僚に、このお金、何に使うの?てきいたところ、ムニェコ(人形)を焼くガソリン代だとか。
セントロ・ヒストリコにいる女装した人。 ここでうろうろして、小銭をねだります。 毎年やってたらクセになりそう(笑) |
もう1つはムニェコ(人形)です。これは、先日の記事でお伝えした通り、去りゆく年の象徴として、古着で人形を作り、それを焼きます。年越しの瞬間、私は友達が滞在しているホテルにいたのですが、外に出てみるとあちこちで人形を焼いていました。この習慣は、エクアドル独自のものだと言っていたけど、ほんとかな?
通りでムニェコが売られています。 |
どこかで見たようなキャラクターも。数時間後に焼かれます。 |
そして花火。これはすごかった。大晦日夜11時くらいから、あちこちで打ち上げ花火が上がり、ものすごい大騒ぎ。12時になった瞬間から、さらに増えてドーンドーン。音はすごいし、道は人形焼いてるし、戦争が始まったのか?っていうくらいの大騒ぎでした。
その後、ホテルで宴会。友達が泊まったホテルが、とってもフレンドリーなマスターで、私を含めて7人の日本人グループと、宿泊客のアルゼンチン人とコロンビア人のおじさんたちと、2時くらいまでビールを飲みながらおしゃべりしたり、踊ったり。泊まる予定じゃなかったんだけど、遅くなりそうだったので、
「空いてる部屋ある?」
とたずねたら、マスターが、
「部屋は空いてないから、友達の部屋で寝てもいいよ、タダで。」
と言ってくれました。さらに、「ここは君の家だから、いつでもおいで。」って!なんて親切な!!これからお客さんが来たら、毎回必ずこのホテルを予約します!!!
そんなこんなで、楽しい年越しでした。2日からは通常通りの仕事。会う人会う人「フェリース・アニョ!」とハグをしました。ところが・・・新年の気分が崩れるショッキングなニュースが。なんと、5日(土)と12日(土)が出勤なんだとか!12月24日と31日をお休みにした分、振り替えで働くことを、大統領が決めたんだそうです。学校、役所その他、公共機関はすべて仕事。4連休はうれしかったけど、土曜出勤は・・・。
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