「ベビーシャワー」って、スペイン語でも英語でそのままってことは、アメリカの習慣をそのまま取り入れているみたいです。赤ちゃんが生まれる前に、みんなで集まってパーティーをするのです。アメリカにいたとき、ウェディングシャワーには参加したことがあるけど、ベイビーシャワーは初めて。どんなんなのかな。
カルメンのお宅にお邪魔するのは、今回が初めて。ケンタッキーで待ち合わせをして、カルメンに迎えに来てもらいました。遠いってことは知っていたけど、キトの外だったみたいです!30分くらい運転をして、郊外に着きました。
車の中で、カルメンが
「家族には、何時に帰るって言ってあるの?」
とたずねます。
「夜に帰るとしか言ってないけど・・・暗くなる前に帰りたいから、5時には出ようかな。」
「そんなのダメよ!!7時くらいにはみんな帰ると思うから、それから車で送ってあげるわよ。」
3時からだから、2時間くらいで終わって、5時ならちょうどいいかと思っていたけど・・・違うのね。まあ、7時に出れば、8時半には着くだろうから、いっか。
3時開始とはいえ、私たちが家に着いたのは4時近く。それからなんだかんだで・・・結局開始は5時近くでした。親戚、友達と総勢40人くらいいたんじゃないかな。
後から来た人は、こうやって一人一人にベソ(キス)であいさつ。帰るときも一緒です。 |
チェックのシャツの女性が、パキータ。来月男の子を出産予定。とっても美人さんだし、パパもイケメンなので、きっとイケメンな赤ちゃんが生まれることでしょう。 |
まずパキータのいとこが前に出てきて、
「今、それぞれに赤ちゃん用品を書いた名札のシールを配りました。この会の最中は、本当の名前じゃなくって、この名前を呼んでください。間違えた人は、ポイント!」
私の名前は「コチェ(ベビーカー)」でした。この単純なルールに、大人は大盛り上がり!途中から呼ばれて気づかなかったらポイント!という新ルールまでできました。
そして、ゲーム第1弾。カップル参加による、ほうきの柄をトイレットペーパーの芯に命中させゲーム。これ、ちょっと下品な気がするんだけど、・・・大人みんな大盛り上がりでした。子どももいるけどいいのか??
これがトイレットペーパーとほうきを使ったゲーム。 大盛り上がりでした。 |
そして、第2弾。これは、独身の人対象ということで、私も呼ばれました。ヒモに、人形用の赤ちゃん服を洗濯ばさみでとめて、参加者は赤ちゃん人形をだっこして、携帯電話でおしゃべりしながら、片手で洗濯物を取り込む速さを競います。せっかくの出番なのにデジカメの電池が切れちゃった~!今日の写真はここで終わりです・・・。自分が映ってる写真が1枚もない。不覚・・・。結果、私は
1位になり、商品をゲット!やったね!!
その後、もう1つゲームで盛り上がって、夜ご飯をごちそうになったら・・・もちろんダンス!パーティー=ダンスです。まだまだ、エクアドル人のように上手には踊れないけど、男性にリードしてもらいながら、見よう見まねで踊りました。騒音、近所迷惑って言葉は、エクアドルの辞書にはありません!!
そして、そろそろ8時・・・カルメンに
「そろそろ帰ろうかな・・・。」
「ええ!まだ早いわよ!!8時半になったら送ってあげるから!!」
そうですよね、今すっごい盛り上がってるもんね。
そして、8時半。
「カルメン、そろそろ・・・。」
「・・・わかった!(ダンナさんに向かって)1時間で帰るから!!」
1時間で帰るなんて、絶対無理。私の家まで往復したら、2時間以上かかる・・・。そしたらダンナさんが、
「カズノ、うちに泊まっていけばいいじゃないか!」
カルメンも、私をじーっと見つめます。
うーん、本当は帰りたいけど、この雰囲気からカルメンを連れて行くのは申し訳ないし・・・
「じゃあ、お言葉に甘えて・・・。」
と、結局カルメン宅にお泊りすることになりました。
9時頃からお客さんがどんどん家に帰り始める一方で、残った人達は踊り続けます。私はあくびが止まらなくなってきました。11時頃、カルメンが、
「カズノ、眠かったら寝てもいいわよ。」
と言ってくれたので、2階で寝させてもらいました。下では大音量の音楽が鳴り続いていたけど、疲れていたので即寝れました。
翌朝、
「みんな何時まで踊ってたの?」
「ここにいたのは、12時半くらいまで。それから、息子たちは、ディスコテカに行ったわよ。」
ええ!!あの後さらに踊りに行ったの??そして、帰宅は3時過ぎだったとか。タフだなぁ!
私だって、学生時代はオールでカラオケしてたし、基本的に夜には強いと思っていたんだけど、最近そんな元気もなくなってます。でも、エクアドルの人たちは違います!!子どもはおじいちゃんおばあちゃんに預けて、踊りに行っちゃうんです!!いやー、すごいわ。私も寝てる場合じゃない!!
0 件のコメント:
コメントを投稿