「アニメのことを、日本語ではなんというでしょう?」
「A. sudoku B. anime C. arigato D. teriyaki」
おぉ?!と思いながら見ていると、1人目の回答者はなんとパス、2人目の回答者は、Dを選んでいました・・・。残念!!
スペイン語でアニメのことは、「ディブホス・アニマドス」といいます。「アニメ」と音が似ているので、簡単そうに思っていたけど、「日本語とスペイン語は違うはず!」という思い込みがあったのかな?
翌日、学校で何人かに同じ問題を出してみたら、みんなわかりませんでした。数独は、「数字のゲームだよ」というと、「ああ!」っていう反応。てりやきは、食べ物だよって言ったけど、あんまり知らないみたい。スーパーで、「テリヤキソース」っていう怪しげなソースは見かけたけど。
その2日後、昨日のこと。同僚のルシアの一人娘、メリッサ(17)が学校にやってきました。いろいろ日本のことについて聞かれたときに、「日本では、家の中で靴を脱ぐんでしょ?ノビタがやってたよ。」と言います。ノビタ?ノビタって、あの野比のび太のこと!?「ドラえもん?」ときくと、「そう!大好きなの!!」
そういえば、エクアドル版ドラえもんを、以前テレビで見たことがあります。私が見たのは、私が子どものころよりも古そうな、かなり年代物のドラえもんでしたが・・・。永遠の名作、ドラえもん!エクアドルでも人気のようです。ちなみに、なぜか副題は「宇宙のネコ」・・・ドラえもんは宇宙から来たんじゃなくって、未来から来たんだよーー!!
そしてメリッサは、鼻歌で「ドラえもん」の歌を歌いだしました。スペイン語の歌詞を教えて、と頼んで歌詞をノートに書いてもらいました。歌詞の意味は、だいたい同じ。あのドラえもんのセリフの部分、タケコプターは、スペイン語では「ゴロトプテロ」というそうです。
ドラえもんの歌をスペイン語で歌えるようになりたくって、家に帰ってからyou tubeで、探してみたら・・・ありました!!ラテンアメリカのドラえもんファンが、ちゃんとアップしてくれてるんですね。歌の声は、なんとなく日本の歌手の声と似てる人を探したな!って印象です。
「ほかには日本のアニメは何が人気なの?」と聞いてみたら、まず「ドラゴンボールZ(セタ)!!」あとは、「遊戯王」、「ポケモン」、「デジモン」。以前聞いた話では、「キャプテン翼」(スペイン語では、「スーペル・カンピオネス(スーパーチャンピオン)」という題名に代わっています)も人気だそうです。クエンカのスペイン語の先生、ガビーは、「犬夜叉」が好きだと言っていました。ちなみに、駒ヶ根訓練所のスペイン語の先生、デュケ(メキシコ人)も「犬夜叉」の大ファンだったなぁ。
こういうのを知ると、やっぱり日本が誇らしく思えます。「日本の技術はすごいよね、ソニーとか、トヨタとか。」という話もよくされるけど、私が一番興奮しちゃうのは、アニメの話です。