Qué sera sera　～ケセラセラ～: スペイン語でスペイン語の勉強中

　クエンカに移動してきて、語学学校が始まって、ようやく自分の生活のペースがつかめるようになってきました。授業は、午後２時から６時なので、午前中はわりとゆっくり過ごせます。といっても、９時には家族が誰もいなくなってしまうので、午前中も徒歩２０分くらいの学校へ行くようにしています。そこに行けば、隊員の誰かはいるので、おしゃべりしたり、勉強したりしています。一人で道を歩くのも、最初は緊張したけれど、最近ようやく慣れてきました。

　ここエクアドルでは、道を歩いていると男の人がよく声をかけてきます。若い人だけでなく、おじさん、おじいさんも。さすがラテン！一番よく言われるのは、「チーナ！」これは、中国人という意味です。特に差別的な意味はなく、気をひきたくていうのだとか。こっちの人にしてみれば、中国人も日本人も同じですから。あとは、ピーっと口笛を吹いてきたり、投げキッスをしてきたり、車からクラクションを鳴らしてきたり・・・「すべて無視して大丈夫」と言われているので、「話しかけないでオーラ」を出して歩いています！でも、日本ではないことなので、ちょっとうれしかったりして（笑）

　語学学校は、外国人向けのスペイン語学校です。だから、学校には私たち以外にもたくさんの外国人（エクアドル人からみて）がいます。すごくおしゃれで、居心地がいい学校です。紅茶やコーヒーは飲み放題、お菓子も食べられるので、ついついお腹いっぱいになってしまいます。帰ったら夕ご飯があるのに・・・。

学校の入り口。左にあるピンポンを押して、「オラ！（こんにちは）」というと、鍵を開けてくれます。

２階の様子。ソファーや植物があって、とっても快適。

休憩時間の様子。日本人は私たち協力隊だけ。ほかは、アメリカ人のようです。

授業は、１クラス４名です。スペイン語の勉強を、スペイン語でするわけですから、知らない単語が出てきて、「これ、どういう意味？」って質問しても、スペイン語で説明されます。駒ヶ根の先生もメキシコ人だったけど、少し日本語がわかりました。ここの先生は、まったくわかりません！だから、わからない言葉が出てきたら、ほかの知っている言葉で言い換えてみたり、例文を作ってみたりして、「こういうこと？」って質問しています。それでもわからなかったら辞書を引いています。駒ヶ根でたくさん単語を覚えて、「これだけあれば、日常会話は大丈夫だろう！」と思っていたのに、まだまだ新しい単語が日々増えていっています・・・そして、こちらが言いたいことはなんとか伝わるのに、相手が言っていることが全くわからない・・・ということが時々あります。まあ、しょうがないね！

教室はこんな感じ。４人と先生で勉強しています。私が最年長だけど、わからないときは、遠慮なく聞きます。
だって、わからないんだもん！！気軽に質問できるのは、４人だからこそ！！

私たちの先生、ガビー。美人さんです！とても熱心に教えてくれます。
おしゃべり好きなので、しゃべりはじめると止まらない！私もしゃべるために、がんばって口をはさんでいます（笑）

今日は、帰りに思い切って寄り道して、友達が見つけたというパン屋さん（パナデリア）に行ってみました！！この街には、パナデリアがいっぱいあるんだけど、今まで見た中で一番おしゃれなお店でした。パンの種類もいっぱいで、大興奮！！クリームが甘すぎず、おいしかったです。おしゃれなカフェテリアもたくさんあるので、もっと探検したいなぁ！