2012年7月22日日曜日

日本の文化紹介

今週末は、早いものでクエンカで最後の週末です。来週の水曜日には、クエンカを出てキトへ出発します。なのでホストファミリーへの感謝の気持ちをこめて!!土曜日の夕食に日本料理を作ることにしました。

作ったのは、肉じゃがです。ここの人たちは、肉とじゃがいもが大好きなので、肉じゃがなら抵抗なく受け入れてくれるだろう!と思ったからです。とはいえ、日本の調味料は先日スーパーでやっとみつけたしょうゆしかありません。みりんも日本酒もだしもなし。もともと料理はあまり得意ではないので、こんなときには「クックパッド」です。探してみると、ありました!「砂糖としょうゆだけで簡単に作れる肉じゃが」のレシピが!

じゃがいもは、台所にバケツいっぱいに常備されています。玉ねぎは、「日本の玉ねぎは白い」と話していたので、メルカド(市場)で買ってきてくれました。薄切り肉は、一緒に買いに行きました。「薄い牛肉が欲しい」と言ったけど、結局これしかない、と少し厚い牛肉を買いました・・・まあしょうがない。

日本のよりも火は弱いし、高地だから沸点も低いし、しょうゆもちょっと甘いし、どうなることか・・・と不安でしたが、なんとか作りました!味見したところ、ちょっと甘めだけど、これくらいのほうが受け入れられるかな?!


味見中。まあまあかな?!

玉ねぎ、牛肉、いもだけのシンプルな肉じゃがです。

こうやって盛り付けると、カレーライスみたい?!
でも、エクアドルは1皿に盛り付けるので、平皿とスープ皿しかありません。しょうがない。

ドキドキしながら反応を見ると・・・家族みんなおいしいと言ってくれました!よかったー!!ママは、「作り方は見て覚えたから、今度作ってみるわ!」と言っていたので、残りのしょうゆをあげました。

そして食後は、抹茶を作ってあげました。お餞別にいただいた野立てセットが、ようやく登場です。出発前日にあわてて抹茶を買ったものの、実は立てるのは今日が初めてです。出発前に、you tubeで勉強したけど、できるかなぁ?前もって、「これは、甘くないからね。砂糖も入れないよ。」と言っておいたけれど、ちゃんと飲んでくれるかなぁ?

お茶屋さんでもらった立て方の手順を見ながら、なんとかそれらしきものを完成させました。日本文化を誤解されては困るので、あらかじめ、「これは、本当はもっといろいろな作法があるんだよ。でも、私はそれを知らないから、適当だからね。」と断っておきました。でも、それを飲んだパパとママは・・・「うん、おいしい!」と言ってくれました。その後やってきたイザベル(20)は「うーん・・・」という正直な反応でしたが、まあしょうがない。なんせここの人たちは、コーヒーにも紅茶にもたーーーっぷり砂糖を入れるんです。

カンペを見ながら・・・これでいいのかな?なかなか写真のようにはいかないな。

ママが「おいしいね。」と言ってくれました。よかったー!!

そしてその後は、「日本語では私たちの名前はどうやって書くんだ?」ときかれたので、日本語にはひらがなとカタカナ、2種類のアルファベットがあること、漢字は中国からやってきて、たくさんありすぎて私も全部は知らないことを説明しながら、家族5人の名前を書いてあげました。すごく喜んでくれて、「練習しておく!」と言ってくれました。

私の書いたひらがな・カタカナ表を見ながら、真剣に書いていました。

ここのホストファミリーには、本当に親切にしていただいたので、このくらいではまだまだお礼には足りない気がしますが・・・、とりあえず喜んでもらえてよかったです!抹茶の立て方はもうちょっと練習して、キトのホストファミリーにも立ててあげたいなぁ。

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